今日の日本株市場は、先週末の大幅安からひとまず落ち着きを取り戻す一日になりました。日経平均株価は終値で69,468円11銭、前営業日比107円23銭高、上昇率は0.15%でした。TOPIXも3,982.00ポイントで、前営業日比18.64ポイント高、0.47%の上昇となっています。
主要指数一覧
| 指数 | 終値・水準 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 69,468.11円 | +107.23円 | +0.15% |
| TOPIX | 3,982.00 | +18.64 | +0.47% |
| NYダウ平均 | 51,876.11ドル | -44.51ドル | -0.09% |
| S&P500 | 7,353.95 | -3.54 | -0.05% |
| ナスダック総合 | 25,297.62 | -60.98 | -0.24% |
| ダウ先物 | 52,398.00 | +189.00 | +0.36% |
| S&P500先物 | 7,455.50 | +53.75 | +0.73% |
| ナスダック100先物 | 29,692.75 | +324.50 | +1.10% |
今日の日本株市場の様子
今日の東京市場は、先週末に大きく売られた反動もあり、朝方は買いが先行しました。ただ、日経平均は一時マイナス圏に沈む場面もあり、単純に強い相場だったというよりは、売り買いがかなり交錯した一日だったと思います。
特に重しになったのは、引き続きAI・半導体関連株です。ソフトバンクグループ、キオクシア、フジクラなどが下落し、アドバンテストも弱い動きでした。先週はマイクロン決算をきっかけに半導体関連が大きく動きましたが、その後は米国でもAI関連株への利益確定売りが強まり、日本市場でもその流れを引きずっています。
一方で、相場全体が崩れなかったのは、内需株や出遅れ銘柄に買いが入ったためです。東京海上などの保険株、その他製品、倉庫・運輸関連、サービス株などがしっかりしており、TOPIXの上昇率は日経平均を上回りました。つまり今日は、値がさハイテク株は重いけれど、幅広い銘柄には買いが入るという、少し中身の良い相場だったと言えそうです。
明日の日本株市場の予想
明日の日本株市場は、今夜の米国株、特にナスダックと半導体株の動きが大きなポイントになります。今日の日本時間18時前後の米国株先物を見ると、ダウ先物、S&P500先物、ナスダック100先物はいずれも上昇しており、特にナスダック100先物は1%を超える上昇となっています。
このまま今夜の米国市場でハイテク株が反発すれば、明日の東京市場でもソフトバンクグループや半導体関連株に買い戻しが入り、日経平均は7万円台回復を試す可能性があります。
ただし、注意したいのは、まだAI関連株への不安が完全に消えたわけではないことです。足元では、AI投資の採算性や設備投資負担への警戒感が強く、米国でも半導体株が不安定な値動きになっています。そのため、明日の日本株は上昇して始まっても、その後に戻り売りが出る可能性はあります。
日経平均の目先のポイントは、まず7万円台を回復できるかどうかです。7万円を超えて定着できれば、先週末の急落はいったん消化したと見られやすくなります。一方で、6万9000円台前半で上値が重くなるようだと、まだ調整局面が続いていると考えた方がよさそうです。
昨日の米国株市場の様子
前日の米国市場は、主要3指数がそろって小幅安でした。NYダウは51,876ドル11セントで0.09%安、S&P500は7,353.95で0.05%安、ナスダック総合は25,297.62で0.24%安でした。
特に目立ったのは、AI関連の半導体株の弱さです。フィラデルフィア半導体株指数は大きく下落し、AIデータセンター投資が本当に利益につながるのか、投資家の間で改めて疑問が強まっています。マイクロンの決算は良かったものの、相場全体としては「好材料をきっかけに買う」よりも、「上がったところで利益確定する」動きが優勢になっています。
一方で、ヘルスケア株など一部のディフェンシブ寄りの銘柄には買いも入り、米国市場も全面安というよりは、AI・半導体株から他のセクターへ資金が移るような流れでした。
今日の米国株市場の予想
今日の米国株市場は、先物を見る限りでは反発して始まりそうです。米国とイランの緊張がいったん和らいだこともあり、投資家心理は少し改善しています。特にナスダック100先物が強く、先週売られたハイテク株に買い戻しが入るかどうかが注目されます。
ただ、今夜の上昇が本格的な反転になるかどうかは、取引開始後の半導体株の動き次第です。エヌビディア、ブロードコム、マイクロンなどがしっかり反発できれば、米国株全体にも安心感が広がりやすくなります。逆に、寄り付き後に上げ幅を縮めるようだと、AI関連株への警戒感はまだ根強いと見られそうです。
まとめ
今日の日本株は、日経平均が小幅反発、TOPIXはよりしっかりした動きとなりました。AI・半導体株にはまだ売り圧力が残っていますが、内需株や出遅れ株への買いが相場を支えています。
明日の日本株は、今夜の米国市場次第です。米国株先物は明るいスタートを示していますが、重要なのは実際にナスダックと半導体株が反発を維持できるかどうかです。短期的には、日経平均7万円回復が最初の大きな節目になりそうです。

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