こんばんは。10月28日(水)の日本株市場は、昨日に続いて大きく上昇する一日となりました。日経平均株価は前日比 685.82円高の 63,954.19円で終了。上昇率は 1.08%です。
一方、TOPIXは 5.66ポイント安の3,991.71、-0.14%となりました。日経平均は2営業日続伸し、昨日と今日の2日間で約 1,765円も上昇しています。ただし、TOPIXは下落しており、今日もAI・半導体関連株に買いが集中する展開となりました。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,954.19円 | +1.08% |
| TOPIX | 3,991.71 | -0.14% |
| ダウ平均 | 52,377.57ドル | +0.03% |
| S&P500 | 7,722.60 | +0.60% |
| ナスダック総合 | 26,477.81 | +1.18% |
今日の日本株――一時1,040円高で6万4,000円台回復
今日の日本株が上昇した最大の理由は、前日の米国市場でAI・半導体関連株が大きく買われたことです。さらに、韓国の半導体大手SKハイニックスが好決算を発表したことも追い風となりました。AI向けメモリー半導体の需要が引き続き好調であることが確認され、日本の半導体関連株にも買いが入りました。
日経平均は午後0時34分に64,308.71円まで上昇。前日比で1,040円高となり、64,000円台を回復する場面がありました。ただし、その後は戻り売りも出て上昇幅を縮小。最終的には63,954円で終了しています。64,000円台では売りが出やすいものの、半導体関連株への買い戻しは続いているという状況です。
TOPIXは下落!日経平均との違いが鮮明に
今日の相場で注目したいのは、日経平均が685円も上昇したにもかかわらず、TOPIXは下落したことです。東証プライム市場では、値上がり432銘柄に対して値下がり1,096銘柄となりました。つまり、全体の約7割の銘柄が下落したことになります。業種別でも33業種中23業種が下落しています。
一方、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連株は堅調でした。日経平均は一部の値がさ株の影響を受けやすいため、こうした銘柄が大きく上昇すると、市場全体が弱くても指数が上昇することがあります。今日の日経平均の上昇だけを見て、日本株全体が強いと判断するのは早そうです。
アドバンテストが好決算!明日の半導体株に注目
今日の大引け後には、アドバンテストが決算を発表しました。2027年3月期の最終利益予想を、従来の6,600億円から7,415億円へ上方修正しています。さらに、最大2,800億円の自社株買いも発表しました。AI向け半導体の検査装置需要が引き続き好調であることを示す内容です。こうした好決算が、明日の日本市場でも半導体関連株への買いを後押しする可能性があります。
明日の日本株――6万4,000円台を回復できるか
明日の注目点は、日経平均が64,000円台を回復できるかです。今日の終値は63,954円なので、64,000円までは約46円です。アドバンテストの好決算は追い風ですが、今夜は米FOMCの政策金利発表も控えています。FRBの金融政策に対する市場の評価次第では、米国株が大きく動く可能性があります。明日は64,000円台の回復に加えて、半導体関連以外の銘柄にも買いが広がるかが重要になりそうです。
昨日の米国株――ナスダック1.18%高、AI関連株が牽引
10月27日の米国市場は、NYダウが15.99ドル高の52,377.57ドル、S&P500が45.83ポイント高の7,722.60、ナスダック総合が308.43ポイント高の26,477.81となりました。3指数とも上昇しましたが、特にナスダックの強さが目立っています。
SOX指数も約3.6%上昇し、3営業日続伸しました。背景にあるのは、米AI開発企業アンソロピックのIPOに対する期待です。AI関連企業への成長期待が再び高まり、これまで大きく売られていた半導体株に買い戻しが入っています。ただし、AI関連企業の巨額設備投資に対する懸念が完全に解消したわけではありません。
今日の米国株――先物はまちまち、FOMCと大型決算に注目
今日の米国株先物は、日本時間17時13分時点でダウ先物が0.25%安、S&P500先物が0.11%高、ナスダック100先物が0.56%高となっています。特にナスダック100先物が上昇しており、今夜もハイテク株が相場を牽引する可能性があります。ただし、今夜は米FOMCの政策金利発表が予定されています。
さらに、マイクロソフトとアルファベットの決算発表も控えています。AI関連の設備投資計画やクラウド事業の成長率が注目されるでしょう。
今日の日経平均は685円高となりましたが、TOPIXは下落し、値下がり銘柄が全体の約7割を占めました。半導体関連株の反発は続いているものの、日本株全体が本格的な上昇局面に戻ったとはまだ言い切れません。
明日の日本株を占ううえでも、今夜のFOMC、ナスダック、SOX指数、マイクロソフトとアルファベットの決算を確認しておきたいところです。

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