日経平均705円高で3日続伸!6万4,000円台回復、アドバンテスト急騰で半導体株が相場を牽引

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こんばんは。10月29日(木)の日本株市場は、昨日に続いて上昇する一日となりました。日経平均株価は前日比 705.28円高の 64,659.47円で終了。上昇率は 1.10%です。TOPIXも 11.57ポイント高の 4,003.28、+0.29%となりました。日経平均は3営業日続伸し、64,000円台を回復。10月26日の 62,189円から、わずか3営業日で約 2,470円も上昇しています。

ただし、今日も一部の半導体関連株が相場を大きく押し上げる展開となりました。

指数終値騰落率
日経平均64,659.47円+1.10%
TOPIX4,003.28+0.29%
ダウ平均52,475.10ドル+0.19%
S&P5007,743.98+0.28%
ナスダック総合26,549.85+0.27%
目次

今日の日本株――FOMC通過で安心感

今日の日本株が上昇した理由の一つは、前日の米国市場で主要3指数がそろって上昇したことです。米FOMCでは政策金利が3.75~4.00%に据え置かれました。一部の委員は利上げを主張しましたが、市場が警戒していたほど強い金融引き締め姿勢は示されず、投資家に安心感が広がりました。

この流れを受け、日経平均は朝方から上昇。一時は64,831.29円まで上昇しましたが、韓国株の下落などを受けて63,749円まで値を下げる場面もありました。その後は再び買い戻しが入り、最終的には705円高で終了しています。

一時マイナス圏に転落しながらも、終値では大幅高となったことは、相場の底堅さを感じさせます。

アドバンテストが急騰!日経平均を453円押し上げ

今日の相場を牽引したのは、半導体検査装置大手のアドバンテストです。前日に発表した好決算と業績予想の上方修正が評価され、株価は大幅に上昇しました。アドバンテスト1銘柄だけで、日経平均を約453円押し上げています。今日の日経平均の上昇幅705円の約64%に相当します。さらに東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、イビデン、キオクシアHDなども上昇しました。

一方、日立製作所やコマツなどは決算内容が嫌気され、大きく下落しています。好決算を発表した企業が買われる一方、市場予想に届かなかった企業は厳しく売られる展開です。

TOPIXは4,000ポイント回復!ただし値下がり銘柄が多い

今日のTOPIXは0.29%上昇し、4,003.28で終了しました。4,000ポイント台を回復したことは好材料でしょう。ただし、東証プライム市場では値上がり734銘柄に対して、値下がり779銘柄となりました。つまり、日経平均が705円も上昇したにもかかわらず、値下がりした銘柄の方が多かったのです。

一方、業種別では33業種中25業種が上昇しました。銀行、証券、鉱業などが堅調で、金融関連株にも資金が向かっています。指数の上昇と個別銘柄の値動きに差があることは、引き続き意識しておきたいところです。

明日の日本株――日銀会合と企業決算が焦点

明日の注目点は、日経平均が65,000円台を回復できるかです。今日の終値は64,659円なので、65,000円までは約341円です。さらに明日は、日銀金融政策決定会合の結果が公表される予定です。政策金利が据え置かれるのか、今後の利上げについてどのような説明があるのかが注目されます。

特に円相場や銀行株の動きには注意したいところです。また、米国の大型ハイテク企業(Amazon)の決算も日本株に大きな影響を与える可能性があります。

昨日の米国株――3指数とも上昇、FOMCを無難に通過

10月28日の米国市場は、NYダウが97.53ドル高の52,475.10ドル、S&P500が21.38ポイント高の7,743.98、ナスダック総合が72.04ポイント高の26,549.85となりました。3指数とも小幅ながら上昇し、3営業日続伸となっています。FOMCでは政策金利の据え置きが決定されました。

また、半導体関連株にも買いが入り、SOX指数は約1.75%上昇しています。AI関連企業への巨額設備投資に対する懸念は残っていますが、実際に好業績を発表する企業も多く、投資家の評価が分かれています。

今日の米国株――ナスダック先物が下落、大型決算に警戒

一方、今日の米国株先物はまちまちです。日本時間14時37分時点では、ダウ先物が0.54%高、S&P500先物が0.15%安、ナスダック100先物が0.84%安となっています。特にナスダック100先物の下落が気になります。背景にあるのが、アルファベットの決算発表です。市場予想に届かなかったことが嫌気され、時間外取引で株価が大きく下落しました。

さらに、韓国サムスン電子の決算も市場予想に届かず、半導体関連株に売りが広がっています。今夜はアマゾンなどの決算発表も控えています。特に注目したいのは、AI関連の設備投資額とフリーキャッシュフローです。売上高や利益が増加していても、設備投資が急増すればフリーキャッシュフローは悪化します。

今後はAIへの巨額投資が、どれだけ実際の収益につながっているのかが、株価を左右する重要なポイントになりそうです。

今日の日経平均は705円高となり、3営業日続伸しました。ただし、上昇の約64%をアドバンテスト1銘柄が占めており、日本株全体が力強く上昇しているとは言い切れません。明日の日本株を占ううえでも、今夜のナスダック、SOX指数、米長期金利、アマゾンの決算を確認しておきたいところです。

まずは日経平均が65,000円台を回復し、半導体関連株以外にも買いが広がるかが焦点になりそうです。

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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