こんばんは。11月2日(月)の日本株市場は、先週末に続いて下落する一日となりました。日経平均株価は前営業日比 208.25円安の 63,081.86円で終了。下落率は 0.33%です。TOPIXも 34.79ポイント安の 3,930.28、-0.88%となりました。日経平均は2営業日続落しましたが、先週末の 1,369円安と比較すると、今日の下落幅は小さくなっています。
ただし、TOPIXの下落率が日経平均を上回っており、市場全体では依然として慎重な動きが続いています。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,081.86円 | -0.33% |
| TOPIX | 3,930.28 | -0.88% |
| NYダウ | 51,770.31ドル | -1.09% |
| S&P500 | 7,580.07 | -1.82% |
| ナスダック総合 | 25,437.00 | -2.86% |
今日の日本株――キオクシアの急落が重荷
今日の日本株が下落した背景には、前週末の米国市場でハイテク株が大きく売られたことがあります。特にナスダック総合指数は 2.86%下落し、半導体関連株にも売りが広がりました。この流れを受けて、日本市場でも朝方から売りが先行しました。
特に弱かったのが、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスです。先週末に発表された業績見通しが市場の期待に届かなかったことから、失望売りが広がりました。一方、日経平均は前場に一時プラス圏へ浮上し、後場の取引開始時点でも前週末比79円高となる場面がありました。
しかし、その後は再び売りに押され、最終的には 208円安で終了しています。下値では買いが入るものの、上昇を維持するほどの勢いはなかったという状況です。
半導体関連株でも明暗が分かれる
今日の相場で注目したいのは、半導体関連株が一様に売られたわけではないことです。キオクシアやイビデンなどが売られる一方、東京エレクトロンやアドバンテストには買いが入りました。東京エレクトロンについては、好調な業績見通しが株価を支える材料となっています。
同じAI・半導体関連企業でも、決算内容や今後の成長見通しによって株価が大きく異なる展開です。これまではAI関連というだけで幅広い企業が買われる場面もありましたが、今後は実際の業績や収益性によって銘柄が選別される傾向が強まるかもしれません。
TOPIXは0.88%安!日本株全体には売り圧力
今日のTOPIXは 0.88%安となり、日経平均の 0.33%安より大きく下落しました。半導体製造装置関連株の一部が日経平均を下支えした一方、それ以外の銘柄には売りが広がったと考えられます。東証プライム市場では、朝方から値下がり銘柄が値上がり銘柄を大きく上回っていました。
日経平均が比較的小幅な下落にとどまったからといって、日本株全体が底堅かったとは言い切れません。引き続き、日経平均だけでなくTOPIXや値上がり銘柄数にも注目したいところです。
次の日本株――11月4日は6万3,000円を維持できるか
明日11月3日(火)は文化の日で東京証券取引所が休場となります。次の取引日は11月4日(水)です。注目点は、日経平均が 63,000円台を維持できるかでしょう。今日の終値は 63,081円なので、63,000円までは約82円しかありません。この水準を維持できれば、短期的な買い戻しにつながる可能性があります。
一方、米国のハイテク株が再び下落すれば、62,000円台に押し戻される展開も考えられます。日本市場が休場となる明日の米国株や為替市場の動きにも注意が必要です。
前週末の米国株――ナスダック2.86%安、半導体株に売り集中
10月30日の米国市場は、NYダウが 572.25ドル安の 51,770.31ドル、S&P500が 140.32ポイント安の 7,580.07、ナスダック総合が 747.73ポイント安の 25,437.00となりました。3指数とも大きく下落しましたが、特にナスダックの弱さが目立っています。
背景には、AI関連企業の巨額設備投資に対する警戒感があります。AI向けデータセンターへの投資は拡大していますが、その投資に見合う利益やキャッシュフローを確保できるのかという点が、改めて意識されています。さらに、半導体関連企業の決算に対する失望売りも重なり、ハイテク株全体に売りが広がりました。
一方、生活必需品などのディフェンシブ銘柄には資金が向かう動きも見られました。市場では、成長期待の高い銘柄から比較的安定した収益を持つ企業へ、資金を移す動きが出ている可能性があります。
今夜の米国株――AI関連株の下げ止まりに注目
今夜の米国市場では、先週末に大きく売られたAI・半導体関連株に買い戻しが入るかどうかが焦点です。日本時間8時22分時点では、米国株先物3指数がそろって上昇していました。ただし、18時時点の数値は確認できていないため、今夜の米国市場が買い先行になるとまでは判断できません。
今夜は米国の10月ISM製造業景況指数の発表も予定されています。景気の底堅さが確認されれば株式市場の支えになる可能性がありますが、インフレ圧力が強い内容となれば、長期金利の上昇がハイテク株の重荷になることも考えられます。また、企業決算ではパランティア・テクノロジーズなどの動向にも注目したいところです。
今日の日経平均は208円安となり、63,000円台をかろうじて維持しました。しかし、TOPIXは0.88%下落しており、市場全体には依然として売り圧力が残っています。
今後の焦点は、AI関連株への売りが落ち着くのか、それとも調整がさらに長期化するのかという点でしょう。
次の日本市場の取引は11月4日(水)です。それまでに、今夜と明日の米国市場でナスダック、SOX指数、米10年債利回り、主要AI関連企業の株価がどのように動くのか、しっかり確認しておきたいところです。

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