日経平均3318円の歴史的急落!下落幅は歴代3位、AI・半導体株に売りが集中

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こんばんは。10月15日(木)の日本株市場は、非常に厳しい一日となりました。日経平均株価は前日比3,318.34円安の64,425.95円で終了。下落率は 4.90%です。TOPIXも 97.44ポイント安の3,999.34、-2.38%となりました。

日経平均はこれで 6営業日続落。しかも今日の下落幅は歴代 3位という歴史的な大きさです。

指数終値騰落率
日経平均64,425.95円-4.90%
TOPIX3,999.34-2.38%
ダウ平均51,621.48ドル-0.09%
S&P5007,718.94 -1.11%
ナスダック総合26,692.87-1.88%
目次

今日の日本株――半導体株を中心に歴史的急落

今日の日本株が急落した最大の理由は、前日の米国市場でAI・半導体関連株が大きく売られたことです。米国では9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.7%上昇し、市場予想の3.6%を上回りました。インフレが再び加速していることで、FRBによる追加利上げへの警戒が強まっています。さらに、AI関連企業の巨額設備投資や資金調達に対する不安も広がり、前日のSOX指数は4%以上も下落しました。

この流れを受けて、今日の日本市場でも半導体関連株に売りが集中しました。特にアドバンテストの下落が大きく、同社だけで日経平均を約1,303円押し下げています。さらに東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、イビデン、フジクラを加えた5銘柄だけで、日経平均を約2,456円も押し下げました。今日の下落幅3,318円の約74%が、この5銘柄によるものです。

日経平均はわずか7営業日で約9%下落

日経平均は10月6日に70,683円まで上昇していました。ところが、今日の終値は64,425円です。わずか7営業日で約6,258円、8.9%も下落したことになります。これはかなり急激な調整です。

ただし、今日のTOPIXの下落率は2.38%で、日経平均の4.90%と比べると小幅でした。つまり、日本株全体が一様に5%近く下落したわけではありません。実際、医薬品や不動産、小売などは上昇しています。今日の急落は、これまで株価上昇を牽引してきたAI・半導体関連株に売りが集中した影響が大きいと言えそうです。

TSMCは好決算、それでも半導体株は下落

今日注目されたのが、台湾の半導体大手TSMCの決算です。7~9月期は売上高、純利益ともに四半期として過去最高を更新しました。AI向け半導体需要が引き続き好調であることを示す内容でしたが、日本市場では好感する動きが限定的でした。

つまり、現在の市場では好業績だけでは株価を支えきれない状況になっています。投資家はAI需要の成長性だけでなく、巨額の設備投資に見合う利益が得られるのかという点を、これまで以上に厳しく見始めているのでしょう。

明日の日本株――6万4000円を維持できるか

明日の最大の注目点は、日経平均が64,000円を維持できるかです。今日の安値は64,092円でした。一時は下落幅が3,600円を超えましたが、引けにかけて若干持ち直しています。これだけ短期間で大きく下落すると、値ごろ感から買い戻しが入る可能性もあります。

ただし、今夜の米国市場で半導体株の下落が続けば、明日も厳しい展開になるでしょう。

昨日の米国株――ナスダックが1.88%安

10月14日の米国市場は、NYダウが48.62ドル安の51,621.48ドル、S&P500が86.51ポイント安の7,718.94、ナスダック総合が511.51ポイント安の26,692.87となりました。特にナスダックの下落が目立っています。

AI関連企業の資金調達に対する懸念から、CoreWeaveは約15%下落。オラクルも約9%下落しました。一方、アップルは0.5%上昇しており、すべての大型ハイテク株が売られたわけではありません。

今日の米国株――先物はハイテク株中心に下落

今日の米国株先物は、ダウ先物が小幅高となる一方、S&P500先物は0.37%安、ナスダック100先物は1.22%安となっています。特にナスダック100先物の下落が大きく、AI・半導体関連株への売り圧力はまだ続いているようです。

今夜は米9月生産者物価指数(PPI)の発表も予定されています。PPIが予想を上回れば、インフレ懸念がさらに強まり、ハイテク株の下落につながる可能性があります。反対に予想を下回れば、長期金利の低下を通じて買い戻しが入る展開も考えられます。今日の日経平均は3,318円安という歴史的な急落となりました。

ただし、AI需要そのものが急激に悪化したわけではありません。今後は「AI関連企業の業績成長」と「設備投資負担・資金調達リスク」のどちらを市場が重視するかが重要になりそうです。

明日は日経平均64,000円を維持できるのか。まずは今夜の米PPI、米長期金利、ナスダック、SOX指数の動きを確認しておきたいところです。

    


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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