こんばんは。10月5日(月)の日本株市場は、非常に強い一日となりました。日経平均株価は前営業日比1,637.40円高の69,946.86円で終了。上昇率は2.40%です。TOPIXも54.22ポイント高の4,145.22、+1.33%となりました。しかも日経平均は一時70,072.13円まで上昇。ついに取引時間中ながら7万円の大台を突破しました。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 69,946.86円 | +2.40% |
| TOPIX | 4,145.22 | +1.33% |
| ダウ平均 | 51,176.96ドル | +0.49% |
| S&P500 | 7,722.72 | +0.73% |
| ナスダック総合 | 27,190.86 | +1.19% |
今日の日本株――米雇用統計を好感して一時7万円突破
今日の最大の材料は、前週末に発表された米9月雇用統計です。非農業部門雇用者数は2万9,000人増にとどまり、市場予想の8万~9万人程度を大きく下回りました。失業率も4.2%と予想を上回っています。
これを受けて、「米国経済が少し減速しているならFRBは急いで追加利上げをする必要がない」という見方が強まりました。ロイターによると、早期利上げ観測は大幅に後退しています。さらにG7による石油備蓄放出方針を受けて原油価格が下落したことも、インフレ懸念を和らげる材料となりました。
こうした流れから日本市場ではAI・半導体株を中心に買いが集中。特にアドバンテストは日経平均を約360円押し上げました。今日は日経平均構成銘柄でも値上がり157銘柄、値下がり68銘柄となっており、先週のような極端な半導体株だけの上昇ではありません。TOPIXも1.33%上昇しているため、相場の中身も比較的しっかりしています。
明日の日本株――7万円を終値で突破できるか
明日の最大の注目ポイントは、当然ながら日経平均7万円です。今日の高値は70,072円でしたが、終値は69,946円。7万円を突破したところでは利益確定売りも出ました。ただ、終値でも7万円までわずか約53円です。
米国株が今夜大きく崩れなければ、明日は再び7万円を試す可能性は十分ありそうです。一方で、短期間での上昇スピードはかなり速くなっています。7万円という心理的節目を達成したことで、短期筋の利益確定売りが出やすくなる点には注意が必要でしょう。
前週末の米国株――雇用統計を好感して3指数上昇
10月2日の米国市場は、NYダウが250.40ドル高の51,176.96ドル、S&P500が56.27ポイント高の7,722.72、ナスダック総合が319.27ポイント高の27,190.86となりました。上昇率はそれぞれ+0.49%、+0.73%、+1.19%、特にナスダックが強い一日でした。
こちらも最大の材料は米雇用統計です。雇用者数の伸びが予想を大きく下回ったことでFRBの早期利上げ観測が後退。金利上昇への警戒が和らぎ、NVIDIAなどAI関連株を中心に買いが入りました。
一方、米10年債利回りは最終的に5.279%まで戻しています。株高ではありましたが、金利が依然5%を大きく超えている点には注意が必要です。
今日の米国株――先物はほぼ横ばい、ISMに注目
今日の米国株先物は、日本時間12時29分時点でダウ先物が0.03%安、S&P500先物が0.01%高、ナスダック100先物が0.16%高と、ほぼ横ばいでした。今夜の注目は9月ISM非製造業景況指数です。市場予想は55.0程度。先週の雇用統計に続いて適度な景気減速を示せば、FRBの追加利上げ観測がさらに後退し、AI・ハイテク株には追い風となりそうです。
逆に予想以上に強ければ長期金利が再び上昇し、ナスダックなどには利益確定売りが出る可能性があります。
今日の日経平均は1,637円高となり、ついに一時7万円の大台を突破しました。しかもTOPIXも1.33%高、日経平均構成銘柄も157銘柄が上昇しているため、前回のような一部の半導体株だけに依存した上昇ではありません。明日は「7万円を終値でも突破できるか」が最大の焦点です。
そのためにも今夜は、ISM非製造業景況指数、米10年債利回り、ナスダック、SOX指数の4つを確認しておきたいところです。今回は特に、「一時7万円突破」だけでなく、TOPIXも+1.33%だったことが重要です。日経平均だけが突出して上がった10月1日より、今日の方が相場の広がりという意味では健全な上昇だったと見てよさそうです。

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