こんばんは。10月14日(水)の日本株市場は、日経平均株価が前日比33.23円安の67,744.29円で終了しました。下落率はわずか0.05%ですが、これで5営業日続落です。TOPIXも13.89ポイント安の4,096.78、-0.34%となりました。今日は一時600円以上も上昇していただけに、少し残念な結果となりました。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 67,744.29円 | -0.05% |
| TOPIX | 4,096.78 | -0.34% |
| ダウ平均 | 51,670.10ドル | -0.35% |
| S&P500 | 7,805.45 | -0.02% |
| ナスダック総合 | 27,204.38 | -0.15% |
今日の日本株――一時600円高も後場に急失速
今日の日本株は、昨日の1,253円安からの反発を期待して買いが先行しました。日経平均は朝方から上昇し、後場には68,408.14円まで上昇。前日比で630円以上も上昇する場面がありました。
ところが、午後2時ごろから状況が一変します。オランダの半導体製造装置大手ASMLの決算発表を受け、半導体製造装置関連株に売りが広がりました。ASMLの決算は売上高が116億6,200万ユーロ、純利益が49億6,000万ユーロと好調でした。さらに2026年通期の売上高予想も440億~450億ユーロへ引き上げています。
ただ、AI関連の半導体株はこれまで大幅に上昇しており、好決算でも市場の高い期待を十分に上回れなければ売られやすい状況です。日本でも東京エレクトロンなどが下落し、日経平均は急速に上げ幅を縮小。最終的にはマイナス圏で取引を終えました。
半導体株の調整はまだ続く?
今日の東証プライム市場では、値上がり602銘柄に対して値下がり889銘柄となりました。日経平均を最も押し下げたのは東京エレクトロンで、約159円のマイナス寄与です。
一方、ファーストリテイリングは約166円のプラス寄与となり、指数を下支えしました。気になるのは、日経平均が10月6日の70,683円から、わずか6営業日で約2,940円も下落していることです。下落率は約4.2%。短期間でかなり大きく調整しています。
ただし、AI関連企業の業績そのものが急激に悪化したわけではありません。むしろASMLの決算を見る限り、半導体製造装置の需要は引き続き非常に強い状況です。
明日の日本株――反発できるかは米CPI次第
明日の日本株を左右する最大の材料は、今夜発表される米9月消費者物価指数(CPI)です。市場では、CPIの前年同月比上昇率が3.6%程度になると予想されています。予想を下回れば、FRBの追加利上げに対する警戒が和らぎ、米長期金利の低下を通じてAI・半導体株に買いが戻る可能性があります。反対に予想以上のインフレとなれば、米長期金利が再び上昇し、日経平均が67,000円を試す展開も考えられます。
昨日の米国株――3指数とも小幅下落
10月13日の米国市場は、NYダウが180.45ドル安の51,670.10ドル、S&P500が1.79ポイント安の7,805.45、ナスダック総合が41.52ポイント安の27,204.38となりました。3指数とも下落しましたが、S&P500とナスダックは小幅安にとどまっています。
この日は大手銀行の決算発表が相次ぎました。ただ、決算内容はまちまちで、銀行株全体を押し上げるほどの材料にはなりませんでした。また、半導体関連株も引き続き軟調です。中国企業との競争激化に対する懸念などからメモリー関連株に売りが出て、SOX指数も下落しました。
今日の米国株――先物は小幅高、CPI発表待ち
一方、今日の米国株先物は小幅ながらプラスです。日本時間18時前に確認できた数値では、ダウ先物が+0.30%、S&P500先物が+0.15%、ナスダック100先物が+0.18%となっています。3指数ともプラスなので、現時点では米国市場が反発する可能性もありそうです。
ただし、今夜21時30分には米CPIが発表されます。発表結果によって先物の方向が大きく変わる可能性があるため、現在の小幅高だけで今夜の上昇を判断するのは難しいでしょう。今日の日経平均は33円安と小幅な下落でしたが、一時630円以上も上昇しながらマイナス圏で終了したことを考えると、まだ上値の重い展開が続いています。
一方、ASMLの好決算からはAI関連の設備投資需要が依然として強いことも確認できました。今後は、こうした好業績が再び株価上昇につながるのかが注目されます。まずは今夜の米CPI、米10年債利回り、ナスダック、SOX指数を確認したいところです。
明日の日本株は、これらの結果を受けて5日続落から反発できるかが最大の焦点になりそうです。

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