こんばんは。10月21日(水)の日本株市場は、久しぶりに明るい展開となりました。日経平均株価は前日比545.82円高の64,621.24円で終了。上昇率は0.85%です。TOPIXも 34.52ポイント高の4,043.73、+0.86%となりました。日経平均は3営業日ぶりに反発しましたが、朝方には1,300円以上も上昇していただけに、少し物足りない結果だったとも言えそうです。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,621.24円 | +0.85% |
| TOPIX | 4,043.73 | +0.86% |
| ダウ平均 | 52,495.88ドル | +1.02% |
| S&P500 | 7,712.57 | +0.28% |
| ナスダック総合 | 26,424.82 | -0.02% |
今日の日本株――AI・半導体株に買い戻し
今日の日本株が上昇した最大の理由は、前日の米国市場でNYダウが529ドル高となったことです。さらに、米国の宇宙関連企業スペースXの好決算も投資家心理を改善させました。スペースXは決算発表後の時間外取引で大きく上昇し、米国のナスダック100先物も堅調に推移しました。
この流れを受け、日本市場でもAI・半導体関連株に買い戻しが入りました。日経平均は一時65,404.63円まで上昇。前日比で1,300円以上も上昇し、65,000円台を回復する場面がありました。
ただ、その後は利益確定売りや戻り売りが広がり、上昇幅を縮小。最終的には64,621円で終了しています。65,000円を超えると売りが出やすい状況が、今日も確認された形です。
TOPIXも0.86%高!幅広い銘柄が上昇
今日の東証プライム市場では、値上がり982銘柄に対して値下がり521銘柄となりました。全体の約63%の銘柄が上昇したことになります。特に買われたのは、イビデン、東京エレクトロン、フジクラ、村田製作所などのAI・半導体関連株です。
一方、ファーストリテイリング、KDDI、ニトリHDなどは下落しました。昨日はTOPIXも1.43%下落していましたが、今日は0.86%上昇しています。半導体関連だけでなく幅広い銘柄に買いが入ったことは、評価できるポイントでしょう。
ただし、東証プライム市場の売買代金は約6兆9,265億円で、3営業日連続の7兆円割れとなりました。市場全体が本格的な上昇局面に戻ったと判断するには、まだ慎重さが必要です。
明日の日本株――65,000円を回復できるか
明日の注目点は、日経平均が再び65,000円台を回復できるかです。今日の終値は64,621円なので、65,000円までは約379円です。朝方には65,400円台まで上昇しており、買い戻しの勢いが戻れば再び65,000円を試す可能性があります。
一方、今日の高値から終値まで約783円も下落したことは気になります。短期的な戻り売りが強いことを示しており、今夜の米国市場でハイテク株が下落すれば、明日の日本株も上値の重い展開になるでしょう。まずは64,000円台を維持しながら、65,000円を突破できるかが重要になりそうです。
昨日の米国株――ダウ529ドル高、ナスダックは小幅安
10月20日の米国市場は、NYダウが529.85ドル高の52,495.88ドル、S&P500が21.84ポイント高の7,712.57、ナスダック総合が6.07ポイント安の26,424.82となりました。上昇率はダウが1.02%、S&P500が0.28%。ナスダックは0.02%の小幅下落です。特に強かったのがヘルスケアや消費関連株でした。好決算を発表したスリーエムが大幅に上昇し、ダウ平均を押し上げました。
一方、ハイテク株は決算発表を控えて方向感に欠ける展開でした。米10年債利回りは5.11%前後に低下し、原油価格も下落。こうした動きは株式市場にとって一定の安心材料となりました。ただし、AI関連企業の巨額設備投資や資金調達に対する懸念は、まだ完全には解消されていません。
今日の米国株――先物はまちまち、決算に注目
今日の米国株先物は、日本時間19時30分時点でダウ先物が0.11%安、S&P500先物が0.08%高、ナスダック100先物が0.27%高となっています。特にナスダック100先物がプラスとなっていることから、昨日小幅に下落したハイテク株に買い戻しが入る可能性があります。スペースXやスーパー・マイクロ・コンピューターの好決算も、AI関連株の投資家心理を改善させています。
ただし、今夜は企業決算を見極める動きも強まりそうです。AI関連企業については、売上高や利益だけでなく、今後の設備投資計画と収益見通しにも注目したいところです。
今日の日経平均は545円高となり、ようやく3営業日ぶりに反発しました。しかし、一時1,300円以上も上昇しながら、最終的には上げ幅を大きく縮小しています。本格的な反発が始まったのか、それとも急落後の一時的な買い戻しなのかは、まだ判断が難しい状況です。
明日の日本株を占ううえでも、今夜のナスダック、SOX指数、米10年債利回り、主要企業の決算を確認しておきたいところです。

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