こんばんは。10月19日(月)の日本株市場は、朝方の急落から大きく値を戻す一日となりました。日経平均株価は前週末比 407.59円安の64,916.70円で終了。下落率は0.62%です。
一方、TOPIXは 1.48ポイント高の 4,067.48、+0.04%となりました。日経平均は反落しましたが、TOPIXは小幅ながら上昇。さらに日経平均は一時 1,400円以上も下落していただけに、終値だけでは分からない底堅さも見られました。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,916.70円 | -0.62% |
| TOPIX | 4,067.48 | +0.04% |
| ダウ平均 | 52,002.41ドル | -0.34% |
| S&P500 | 7,659.44 | -1.09% |
| ナスダック総合 | 26,140.03 | -2.15% |
今日の日本株――一時1492円安から大きく回復
今日の日本株が大きく下落して始まった最大の理由は、前週末の米国市場でAI・半導体関連株が急落したことです。特にナスダック総合は2.15%下落。SOX指数も3.83%下落し、8営業日続落となりました。この流れを受けて、日本市場でも朝方から半導体関連株を中心に売りが広がりました。日経平均は一時63,831.78円まで下落。前週末から1,492円も値下がりし、64,000円を割り込む場面がありました。
ところが、その後は買い戻しが入り、下落幅を大きく縮小。最終的には64,916円で終了し、朝方の安値から約1,085円も回復しています。
半導体株は弱いが、TOPIXは上昇
今日の日経平均を大きく押し下げたのは、半導体関連などの値がさ株です。東京エレクトロンが約142円、ファーストリテイリングが約140円、ソフトバンクグループが約80円、日経平均を押し下げました。この3銘柄だけで約362円のマイナス寄与となっています。
一方、TOPIXは0.04%上昇しました。東証33業種のうち21業種が上昇し、鉱業、海運、石油・石炭製品などが堅調でした。ただし、東証プライム市場では値上がり620銘柄に対して値下がり870銘柄なので、市場全体が強かったわけではありません。半導体関連株への売りが続く一方、それ以外の業種には資金が向かっているという状況でしょう。
明日の日本株――6万5000円を回復できるか
明日の注目点は、日経平均が再び65,000円台を回復できるかです。今日の終値は64,916円なので、65,000円までは約84円です。朝方には64,000円を割り込みましたが、そこから大きく戻したことは評価できます。
ただし、今回の下落が終わったと判断するのはまだ早いでしょう。今夜の米国市場で半導体株が反発すれば、日本市場でも買い戻しが続く可能性があります。逆に米国のAI関連株が再び下落すれば、64,000円付近を試す展開も考えられます。
前週末の米国株――ナスダックが2.15%の大幅下落
10月16日の米国市場は、NYダウが175.28ドル安の52,002.41ドル、S&P500が84.62ポイント安の7,659.44、ナスダック総合が573.00ポイント安の26,140.03となりました。特にナスダックの下落が目立ちました。背景にあるのが、AI関連企業の巨額設備投資と資金調達への懸念です。
AI向けクラウドサービスを展開するCoreWeaveは約12%下落しました。AIデータセンターの建設には莫大な資金が必要ですが、金利が高止まりすれば資金調達コストも増加します。そのため、AI需要が拡大していても、投資に見合う利益を確保できるのかという点が改めて意識されています。また、先週のナスダックは週間で約4.5%下落。半導体関連株にも厳しい一週間となりました。
今日の米国株――先物は反発、ナスダック100が強い
一方、今夜の米国市場には明るい材料もあります。今日の米国株先物は3指数とも上昇しています。日本時間14時39分時点では、ダウ先物が0.49%高、S&P500先物が0.75%高、ナスダック100先物が1.24%高となりました。特にナスダック100先物の上昇が目立っており、先週大きく売られたハイテク株に買い戻しが入る可能性があります。
背景には原油価格の下落があります。ロシア産原油に対する米国の制裁緩和を受けて、ブレント原油は2%以上下落する場面がありました。原油価格が落ち着けばインフレ懸念が和らぎ、米長期金利の低下を通じてハイテク株には追い風となります。
さらに今週は、Meta PlatformsやTeslaなどの決算発表も控えています。特に注目したいのは、AI関連の設備投資計画と収益見通しです。今日の日経平均は407円安でしたが、朝方の大幅下落から約1,085円も戻しました。また、TOPIXは小幅ながらプラスで終了しています。ただし、AI関連企業の資金調達に対する懸念が解消したわけではありません。
今夜はナスダック、SOX指数、米10年債利回り、原油価格の動きを確認したいところです。明日の日本株は、日経平均が65,000円台を回復し、半導体関連株にも買い戻しが広がるかが最大の焦点になりそうです。

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