こんばんは。10月23日(金)の日本株市場は、朝方の急落から大きく値を戻す、非常に値動きの激しい一日となりました。日経平均株価は前日比 214.68円安の 62,693.16円で終了。下落率は 0.34%です。TOPIXも 31.69ポイント安の 3,965.81、-0.79%となりました。日経平均は続落しましたが、一時1,400円以上も下落していたことを考えると、終盤の買い戻しが目立つ展開でした。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 62,693.16円 | -0.34% |
| TOPIX | 3,965.81 | -0.79% |
| ダウ平均 | 52,867.98ドル | +0.02% |
| S&P500 | 7,663.43 | -1.21% |
| ナスダック総合 | 26,008.86 | -2.60% |
今日の日本株――一時1,445円安から急回復
今日の日本株が下落して始まった最大の理由は、前日の米国市場でAI・半導体関連株が急落したことです。米国のナスダック総合指数は2.60%安、SOX指数は約6.7%安となり、日本の半導体関連株にも売りが波及しました。日経平均は朝方に61,462.61円まで下落。前日から1,445円も値下がりする場面がありました。
ところが、その後は徐々に買い戻しが入り、午後には下落幅を大きく縮小。最終的には62,693円で終了し、朝方の安値から約1,231円も回復しています。特にアドバンテストや東京エレクトロンなど、朝方に大きく売られた半導体関連株の下げ幅縮小が、日経平均の回復につながりました。
TOPIXは0.79%安!銀行株の弱さが目立つ
一方、今日のTOPIXは0.79%安となり、日経平均よりも下落率が大きくなりました。東証プライム市場では、値上がり551銘柄に対して値下がり948銘柄。市場全体では、依然として売りが優勢です。
特に弱かったのが銀行株でした。米国の長期金利が急低下したことに加え、日本国内でも長期金利が低下しています。銀行にとっては、金利上昇による利ざや拡大への期待が後退するため、株価の重荷になりやすい状況です。
反対に、借入金利の低下が追い風となる不動産株は上昇しました。同じ金利低下でも、業種によって株価への影響が大きく異なることが分かる一日でした。
来週の日本株――6万2,000円を維持できるか
来週の注目点は、日経平均が62,000円台を維持できるかでしょう。今日の安値は61,462円でしたが、終値では62,000円台を回復しました。
ただし、10月6日の70,683円から今日の62,693円まで、約8,000円、11.3%も下落しています。短期間でこれだけ大きく下落すれば、値ごろ感から買い戻しが入る可能性もあります。
しかし、今日の反発だけで調整が終了したと判断するのは早いでしょう。来週は、米国の半導体株が反発するかどうかに加えて、日米の金融政策や企業決算が重要になりそうです。
昨日の米国株――ナスダック2.60%安、SOX指数も急落
10月22日の米国市場は、NYダウが11.89ドル高の52,867.98ドル、S&P500が93.74ポイント安の7,663.43、ナスダック総合が694.00ポイント安の26,008.86となりました。NYダウは小幅高でしたが、ナスダックは大幅下落です。
背景にあるのが、AI関連企業の巨額設備投資に対する懸念です。AI向けデータセンターへの投資は拡大していますが、そのための資金調達負担も増加しています。市場では、AI需要の成長が続いても、それに見合う利益を確保できるのかという点が改めて意識されています。
また、中東情勢の緊迫化を受けて原油価格が上昇したことも、投資家心理を冷やしました。
今日の米国株――先物はまちまち、ハイテク株反発に期待
今日の米国株先物は、日本時間18時前の確認値でダウ先物が0.33%安、S&P500先物が0.07%高、ナスダック100先物が0.32%高となっています。昨日大きく下落したナスダック100先物がプラスになっていることは、一定の安心材料です。ただし、上昇率はまだ小さく、本格的な反発につながるかどうかは分かりません。
今夜は米国の10月PMI速報値や消費者信頼感に関する指標も注目されます。景気の底堅さが確認されれば株価の支えになる一方、インフレ圧力が強ければ金利上昇への警戒が再燃する可能性があります。今日の日経平均は214円安でしたが、一時1,445円安から大きく回復しました。
ただし、TOPIXは0.79%安で、値下がり銘柄も多い状況です。下げ止まりの兆しは見られたものの、本格的な反転を確認するにはまだ材料が不足しているという印象です。
来週の日本株を占ううえでも、今夜のナスダック、SOX指数、米10年債利回り、原油価格の動きを確認しておきたいところです。

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