毎日夕方の市場レポートブログ、本日もお届けします!
今日の相場は、前週末からの連騰劇に少しブレーキがかかる、一転して「息をのむような神経質な展開」となりました。さっそく、それぞれの最新の数値から一緒に確認していきましょう!
本日の主要株価指数(確定数値)
| 市場 | 指数 | 終値 | 前日比 |
| 東京市場(6/2) | 日経平均株価 | 66,734円24銭 | -200円09銭 (-0.30%) |
| 米国市場(6/1) | ダウ平均株価 | 51,078ドル88セント | +46ドル42セント (+0.09%) |
昨夜の米国株市場:ダウは4日連続で最高値更新!エヌビディアが相場を牽引
まずは昨夜(6月1日夜~2日早朝)のニューヨーク市場の様子から振り返っていきましょう。
昨夜のダウ平均株価は、前日比46.42ドル高の51,078.88ドル(+0.09%)で取引を終えました。わずかなプラスではありますが、なんとこれで4営業日連続で過去最高値を更新!ナスダックやS&P500もそろって最高値を塗り替えるという、底堅い強さを見せつけた一晩でした。
この日の相場をぐいぐい引っ張ったのは、やはり主役のエヌビディア(NVDA)です。同社が新たに次世代のAI半導体アーキテクチャを発表したことが強烈な買い材料視され、株価は6%を超える大幅高に。これに引っ張られる形で、セールスフォース(+9.68%)やIBM(+7.60%)といった主要テック・ソフトウェア株にまとまった買いが入り、指数全体を大きく押し上げました。
一方で、米国とイランの停戦延長交渉を巡る不透明感から原油先物価格(WTI)が1バレル=92ドル台へと再び急上昇。インフレの再燃警戒感から構成銘柄の約7割が値下がりするマダラ模様な展開ではありましたが、一握りの「AI・ハイテクの巨人たち」が力づくで相場を支えきった格好です。
今夜の米国株市場の予想&先物チェック:停戦交渉停止の報道で上値が重くなる?
さて、気になる今夜のアメリカ株はどう動きそうでしょうか。まずは夕方現在の米国株先物相場をチェックしてみましょう。
- NYダウ先物:約50ドル安のマイナス圏で推移
- ナスダック100先物:小幅なもみ合い~やや軟調
先物市場を見る限り、今夜の米国市場は「連日の最高値更新による達成感と、中東ニュースの悪化をにらんだ一歩後退のスタート」になりそうです。
今夜の米国市場の予想としては、「利益確定の売りに押され、高値圏でのもみ合い、または小幅な反落」の展開をみています。というのも、東京時間の昼頃に「イランが米国との停戦交渉を停止した」との報道が伝わっており、これが先物市場の心理的な重荷になっているからです。
原油高がこのまま続くとインフレ懸念が再びチクリと市場を刺激するため、今夜のダウ平均は5万1000ドルの大台を挟んで一進一退の、少し神経質なスピード調整の夜になりそうです。
今日の日本株市場:3日ぶり反落…イラン報道の冷や水で一時6万6000円割れも
続いて、今日(6月2日)の東京市場の振り返りです。
今日の日経平均株価は、昨夜のアメリカ市場が最高値を更新した流れを受けて、朝方は期待感もあったのですが、終わってみれば前日比200円09銭安の66,734円24銭と、3日ぶりの値下がりとなりました。値下がり銘柄数が1000を超え、東証プライム市場の約3分の2が下落する、ちょっと冷や冷やする1日でしたね。
前場の中頃までは比較的しっかりした動きだったのですが、お昼前に流れた「イランが米国との対話を停止した」というニュースが、一気に市場のムードを凍りつかせました。これを受けて日経平均は一時、前日比で1300円以上も急落し、一時は6万5500円台まで売り込まれる場面があったんです。
ただ、そこからの「日本株の基礎体力」はやっぱり本物でした。
「地政学リスクでの下げは一時的」「業績が良い銘柄が安くなったのはむしろチャンス」と捉えた国内外の投資家から、後場にかけて猛烈な押し目買い(下がったところで買う動き)が流入。TDKやファナックといった主力株が指数の重荷になったものの、大引けにかけては急速に下げ幅を縮小し、200円安という驚異的な粘り腰を見せて取引を終えました。
明日の日本株市場の予想:アメリカの動向をにらみながらの「下値固め」
明日の日本株市場は、「中東情勢のニュースに神経質になりつつも、今日の買い戻しの流れを引き継いだ底堅い展開」になると予想しています。
今日、一時1300円超も下げたところからここまで戻ってきたのは、押し目買いの意欲が依然として強烈である証拠です。今夜のアメリカ株が地政学リスクを無難に消化してパニックにならなければ、明日の東京市場は再び買い安心感が広がりやすいでしょう。
明日の予想レンジは66,300円~67,100円。
今日大きく売られたハイテク株や半導体関連株に、明日は買い戻しが入るかどうかが、再び6万7000円の大台を狙えるかどうかの大きな鍵になりそうです。
投資のワンポイントアドバイス
今回のように、突発的な地政学リスクのニュースで株価がドカンと下がるとき、一番やってはいけないのは「焦ってパニック売りすること」です。今日の後場の戻りを見ても分かる通り、業績がしっかりしている相場は驚くほど早く買い戻されます。こういう時こそ、一歩引いて「バーゲンセールが始まったな」くらいの冷静な視点で、お目当ての優良株の押し目をじっくり待つのが大人の戦い方ですよ!
今夜のニューヨークの着地をのんびり見守りつつ、明日も冷静に相場と向き合っていきましょう。今日もお疲れ様でした!

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