今日の日本株市場は、AI・半導体関連株への売りが一段と強まり、全面安に近い厳しい一日になりました。日経平均株価の本日終値は64,141円12銭で、前日比2,694円42銭安、下落率は4.03%です。TOPIXの本日終値も3,919.21ポイントとなり、前日比109.58ポイント安、2.72%下落しました。
主要指数一覧
| 指数 | 終値・水準 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 64,141.12円 | -2,694.42円 | -4.03% |
| TOPIX | 3,919.21 | -109.58 | -2.72% |
| NYダウ平均 | 52,552.97ドル | -105.67ドル | -0.20% |
| S&P500 | 7,533.77 | -38.63 | -0.51% |
| ナスダック総合 | 25,881.95 | -387.28 | -1.47% |
今日の日本株市場の様子
今日の東京市場は、前日の米国市場で半導体株が大きく下落した流れをそのまま引き継ぎました。日経平均は朝から売りが集中し、一時は下げ幅が4,000円を超える場面もありました。終値では少し戻したものの、6万4000円台まで下落しています。
特に厳しかったのは、キオクシア、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、SUMCO、SCREENなどのAI・半導体関連株です。米国ではフィラデルフィア半導体株指数が4%を超えて下落し、SKハイニックスの米国上場株も急落しました。韓国市場が祝日で休場だったため、アジアの半導体株を売りたい投資家の注文が、日本や台湾に集中した面もありそうです。
また、TSMCやASMLが好調な決算を発表したにもかかわらず、株価が下落している点も気になります。業績そのものが悪いのではなく、AI需要への期待や株価上昇が先行しすぎて、好材料が出ても買いが続かない状態になっています。高い成長を織り込んだ銘柄ほど、利益確定売りや持ち高整理の影響を受けやすくなっています。
今日はTOPIXも2.72%下落しているため、値がさ半導体株だけが下がったわけではありません。世界的なリスク回避の動きや中東情勢への警戒も加わり、自動車、機械、電機、金融など幅広い業種に売りが広がりました。
次の日本株市場の予想
明日は土曜日なので、東京市場は休場です。次の取引日は7月20日(月)になります。
週明けの日本株は、今夜の米国市場で半導体株が下げ止まるかどうかが最大の焦点です。日本時間18時時点の米国株先物は、ダウ先物が約0.7%安、S&P500先物が約0.8%安、ナスダック100先物が約1.6%安となっています。現時点では、米国市場も売り先行で始まる可能性が高そうです。
今夜、エヌビディア、マイクロン、サンディスクなどがさらに下落すれば、週明けの日本株も上値の重い展開が予想されます。ただ、日経平均は2日間で4,600円を超えて下落しており、短期的にはかなり売られすぎ感も出ています。米国半導体株が下げ渋れば、自律反発の買いが入る余地はあります。
週明けは、まず6万4000円を維持できるかがポイントです。ここを明確に下回る場合は6万3000円前後まで下値を探る可能性があります。一方、反発した場合は6万5000円台を早い段階で回復できるかを確認したいところです。
昨日の米国株市場の様子
昨日の米国市場は主要3指数がそろって下落しました。NYダウは105ドル安と比較的小幅でしたが、S&P500は0.51%安、ナスダック総合は1.47%安となりました。
下落の中心は半導体株です。TSMCの決算は大幅増益だったものの、市場の期待が非常に高かったため、材料出尽くしの売りが出ました。さらに、マイクロン、インテル、サンディスクなどメモリ・半導体関連株が大きく下落し、ナスダックを押し下げました。
一方、S&P500では上昇した銘柄の方が多く、ヘルスケアや生活必需品などは底堅く推移しました。つまり米国株全体が崩れたというより、これまで相場を引っ張ってきた大型テック株の下落が指数を押し下げた形です。
今日の米国株市場の予想
今日の米国株市場は、先物を見る限り、前日に続いて売り先行となりそうです。特にナスダック100先物の下落幅が大きく、AI・半導体株への警戒感はかなり強い状態です。
Netflixも決算後の見通しが慎重だったことで時間外取引で大きく下落しており、ハイテク株全体の投資家心理を悪化させています。さらに、中東情勢の緊迫化による原油高も、インフレや金利上昇への警戒につながっています。
ただし、寄り付き後に半導体株の売りが一巡し、ナスダックが先物の下落幅を縮めるようなら、週明けの日本株には反発材料になります。今夜は指数全体の値動きだけでなく、エヌビディア、マイクロン、サンディスクなど個別の半導体株が下げ止まるかを確認することが重要になりそうです。

コメント