今日の相場は、前日の熱狂を引き継ぎつつ、日米ともに「歴史的な大台」をめぐる非常にスリリングで記念碑的な1日となりました。さっそく、それぞれの正確な最新の数値から一緒に確認していきましょう!
本日の主要株価指数(確定数値)
| 市場 | 指数 | 終値 | 前日比 |
| 東京市場(6/16) | 日経平均株価 | 69,404円50銭 | +87円00銭 (+0.13%) |
| 米国市場(6/15) | ダウ平均株価 | 51,671ドル03セント | +468ドル77セント (+0.92%) |
昨夜の米国株市場:中東暫定合意で全面高!ダウは5万1600ドル突破
まずは昨夜(6月15日夜~16日早朝)のニューヨーク市場の様子からじっくり振り返っていきましょう。
昨夜のダウ平均株価は、前日比468.77ドル高の51,671.03ドル(+0.92%)と大幅に続伸!ナスダック総合指数も795ポイント(+3.07%)の暴騰となるなど、週明けのウォール街は文句なしの全面高、リスクオン一色の大賑わいとなりました。
この猛烈な上昇を引っ張ったのは、週末に飛び込んできた「米国とイランの暫定合意」という超弩級のポジティブニュースです。
両国が停戦の延長、そして世界的な原油の動脈である「ホルムズ海峡の再開」に向けて暫定合意に至ったことが報じられ、これまで市場の最大の重荷だった地政学リスクが一気に霧散しました。
この歴史的なニュースを受けて原油先物価格が大幅に下落。インフレ懸念がスーッと和らいだことで、米10年債利回り(長期金利)が4.4%台へと低下しました。金利低下を最大の手がかりに、これまで調整を強いられていたエヌビディアなどの半導体・AI関連株や大型ハイテク株へ、堰を切ったように猛烈な買い資金が流入。世界的な株高の連鎖を引き起こす、最高のバトンを東京市場へと繋いでくれました。
今夜の米国株市場の予想&先物チェック:大台定着へ向けた底堅い展開か
さて、最高の盛り上がりを見せたアメリカ株ですが、今夜はどう動きそうでしょうか。夕方現在の米国株先物相場をチェックしてみましょう。
- NYダウ先物:前日終値付近(+0.1%前後の小幅なプラス圏)で底堅く推移
- ナスダック100先物:昨夜の急騰の反動もあり、ほぼ横ばいのフラットな動き
先物市場を見る限り、今夜の米国市場は「昨夜の歴史的な急騰による達成感もあり、まずは利益確定売りをこなしながらの静かなスタート」を想定しています。
今夜の米国市場の予想としては、「トランプ大統領の『ホルムズ海峡が今週金曜日に完全再開する』という発言の実現性をにらみつつ、高値圏での足場固め」の展開をみています。イラン外務省が「通航料の徴収など条件面で一部相違がある」と牽制したことで、夕方の先物はやや一服していますが、地政学リスクの最悪期を脱した安心感は揺らぎません。
今夜は大きく売られるリスクは低く、昨夜超えた5万1600ドル近辺をキープしながら、次なる上値を探るシブトい1日になりそうです。
今日の日本株市場:前人未到の「7万円」突破!日銀の利上げ発表後に大激震
続いて、今日(6月16日)の東京市場ですが……いやあ、本当に息をのむような、歴史の教科書に載るレベルの凄まじいドラマがありましたね!
日経平均株価は、終わってみれば前日比87円00銭高の69,404円50銭(+0.13%)とわずかなプラスでの着地に見えますが、その中身はとんでもない大乱高下でした。
朝方は昨夜の米株高の流れを受けて買いが先行したものの、節目の7万円を前に膠着状態が続いていました。しかし、風向きがガラリと変わったのがお昼過ぎです。
日銀が金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%へ利上げすることを発表したんです!じつに31年ぶりの高水準となる利上げに、市場には一瞬、強烈な激震が走りました。
普通なら利上げは株価の重荷(売り材料)になりがちですが、今の日本株のエネルギーは一味違いました。「日銀が1%への利上げに踏み切れるほど、日本の景気や企業の稼ぐ力は本物だ」というポジティブな受け止め方が一気に勝ったんです。中東の和平進展による原油安メリットも重なり、後場の取引開始直後には売り方の買い戻しも巻き込んで、史上初めて前人未到の「70,000円(一時70,020円68銭)」の大台を突破しました!
その後は大台突破の達成感や、債券市場での利回り上昇を警戒した目先の利益確定売りに押されて押し戻されましたが、日銀利上げという巨大なイベントをこなした上で過去最高値を更新してみせたことは、日本株の「新時代」の到来を強く印象付ける1日となりました。
明日の日本株市場の予想:歴史的大台を前にした「高値圏での下値固め」
明日の日本株市場は、「今日達成した7万円という巨大な壁を意識しつつ、6万9000円台での足場固め」の展開になると予想しています。
日銀の利上げ発表と7万円突破という、エネルギーをフルに使うイベントを同時にこなした直後ですから、明日の朝方はさすがに目先の利益を確定させる売りが先行しやすい地合いです。
明日の予想レンジは69,000円~69,800円。
今夜のアメリカ株が大きく崩れさえしなければ、明日の東京市場も大崩れすることなく高値圏を維持できるでしょう。金利が上がったことで恩恵を受ける金融セクター(銀行や保険)や、原油安メリットを受ける内需株などへ資金が循環し、強気な下値固めの1日になりそうです。
投資のワンポイントアドバイス
日経平均がついに「7万円」という、かつて誰も見たことがない異次元の領域へ突入しました。日銀が利上げをしても下がらない今の相場は、それだけ基礎体力が強い証拠です。
こういう歴史的な局面では、「もう高すぎて買えない」と弱気になって手放してしまうのが一番もったいない戦い方です。トレンドが強いときこそ、主力の優良株をしっかりと「握り続ける(ホールドする)」スタンスを基本にしつつ、利上げ局面で輝く銀行株や、業績が良いのにまだ出遅れている銘柄をポロッと押し目で拾っていくのが必勝パターンですよ!
今夜のニューヨークの着地を楽しみに見守りつつ、明日も冷静に相場と向き合っていきましょう!

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