今日の日本株市場は、AI・半導体関連株を中心に売りが強まり、厳しい一日になりました。日経平均株価の本日終値は64,611円15銭で、前日比1,811円45銭安、下落率は2.73%です。TOPIXも4,011.31ポイントで、42.57ポイント安、1.05%下落しました。
今日の日本株市場の様子
今日の下落の最大の要因は、前日の米国市場で大型ハイテク株が急落したことです。アルファベットはAI関連の設備投資拡大とフリーキャッシュフローへの懸念から約7%下落し、テスラも決算後に14%を超えて売られました。これを受け、東京市場でも「AI投資は売上成長につながっていても、投資負担が重すぎるのではないか」という警戒が広がりました。
日本株では、アドバンテストが6.02%安、東京エレクトロンが4.99%安、ソフトバンクグループが7.06%安、キオクシアが9.49%安となりました。日経平均は値がさ半導体株の影響を強く受けるため、TOPIXより大きな下落率になっています。
一方で、東日本旅客鉄道や西日本旅客鉄道など内需関連株は上昇しました。東証プライム市場でも40%の銘柄が上昇しており、日本株全体が全面安だったというより、AI・半導体関連株への売りが特に集中した相場だったと言えます。
次の日本株市場の予想
明日は土曜日なので、東京市場は休場です。次の取引日は7月27日(月)になります。
週明けの焦点は、今夜の米国市場で大型ハイテク株が下げ止まるかどうかです。日本時間18時前後の米国株先物は、ダウとS&P500が小幅高、ナスダック100はほぼ横ばいとなっています。原油価格と米長期金利が前日より低下していることや、インテルの好決算が安心材料になっています。
ただし、先物の反発幅は大きくありません。米国市場でアルファベットやテスラ、半導体株の売りが続けば、週明けの日経平均も上値の重い展開になりそうです。反対に、ナスダックが反発し、原油価格が落ち着けば、今日大きく下げた日本の半導体株には自律反発の買いが入りそうです。
昨日の米国市場の様子
昨日の米国市場では、NYダウが506ドル安、S&P500が1.21%安、ナスダック総合が2.15%安となりました。主要3指数にとって約1カ月ぶりの大きな下落です。
アルファベットとテスラの決算後の急落に加え、中東情勢への警戒で原油価格が急騰したことも重しになりました。ブレント原油は一時1バレル102ドル付近まで上昇し、インフレ再加速とFRBの金融引き締めへの警戒から米長期金利も上がりました。
今日の米国株市場の予想
今日の米国市場は、小幅高で始まる可能性があります。原油価格と金利が前日より落ち着き、インテルの好決算も半導体株の支援材料です。
ただ、投資家の警戒は完全には解けていません。アルファベットやテスラの下落は、AI需要そのものへの疑問というより、巨額の設備投資を続けても十分な利益やキャッシュフローを確保できるのかという問題です。
今夜の米国市場でナスダックが持ち直せば、週明けの日本株には反発期待が高まります。一方、先物が再び下落に転じる場合は、日経平均が64,000円台を維持できるかが次の重要なポイントになりそうです。

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