今日9月15日の日本株市場は、日経平均株価が前日比8円89銭安の63,484円10銭で終了しました。下落率はわずか0.01%です。
一方、TOPIXは21.05ポイント安の4,037.16と0.52%下落しました。日経平均だけを見ると「ほぼ横ばい」ですが、TOPIXを見ると実際には売られた銘柄の方が多く、今日は指数以上に慎重な相場だったと言えそうです。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,484.10円 | -0.01% |
| TOPIX | 4,037.16 | -0.52% |
| ダウ平均 | 52,421.20ドル | -0.29% |
| S&P500 | 7,619.98 | -0.48% |
| ナスダック総合 | 26,186.41 | -0.56% |
今日の日本株市場――朝安から一時600円近く上昇
今日の日経平均はかなり激しく動きました。前日の米国市場で半導体株が大きく売られたことを受け、日経平均は302円安の63,190円でスタート。その後も一時は400円を超えて下落しました。
ところが売り一巡後は、ここ2営業日で1,700円以上下落していた反動から買い戻しが入りました。特に前日に大幅安だったソフトバンクグループが急反発。日経平均は前場に一時600円近く上昇し、64,000円台を回復する場面もありました。
しかし午後になると再び失速します。日本の10年国債利回りが一時 3.03%まで上昇したことに加え、原油高、米国のFOMC、日銀金融政策決定会合を控えて積極的に買い上がる投資家が少なくなりました。結局、日経平均は8円安。TOPIXは0.52%安となり、銀行、石油・石炭などを含め33業種中25業種が下落しました。
明日の日本株市場の予想
明日は引き続き63,000円台を維持できるかがポイントです。今日の日経平均は一時64,000円を回復しており、63,000円台では押し目買いが入っていることが確認できました。この点はプラス材料です。
ただ、18時前後の米国株先物が3指数そろって下落しているため、現時点では明日の日本株にとってやや逆風です。特に米10年債利回りが5%を突破し、2007年以来の高水準となっていることには注意が必要でしょう。今夜のナスダックや半導体株がさらに下落すれば、明日は再び63,000円割れを試す可能性があります。
昨日の米国株市場――半導体株が急落
9月14日の米国市場は3指数そろって下落しました。NYダウは152.09ドル安の52,421.20ドル、S&P500は37.00ポイント安の7,619.98、ナスダック総合は146.62ポイント安の26,186.41でした。
特に目立ったのが半導体株です。SOX指数は約5.9%下落。NVIDIA、Micron、Broadcom、AMDなどが大きく売られました。AI企業の経営者らからAI開発の速度を落とすべきだとの発言が相次いだことで、AI設備投資の先行きに対する警戒が広がりました。
さらに原油高によるインフレ懸念から米10年債利回りが一時 5%を突破。高PERのハイテク株にはかなり厳しい組み合わせとなっています。
今日の米国株市場――FOMCを前にもう一段の下落に警戒
今夜の米国市場は、現時点では売り先行になる可能性が高そうです。18時前後の先物ではダウが約0.6~0.7%安、S&P500が約0.5%安、ナスダック100も約0.5~0.6%安となっています。
市場最大の焦点は、今日から始まるFederal ReserveのFOMCです。市場では今回の会合で0.25%の利上げが行われるとの見方が9割を超えています。
そのため今夜は、「利上げそのもの」よりも米10年債利回りがさらに上昇するかが重要でしょう。10年債利回りが5%台でさらに上昇すれば、AI・半導体を中心にナスダックがもう一段下落する可能性があります。一方、金利が5%を下回って落ち着けば、昨日大きく売られた半導体株に買い戻しが入る展開も考えられます。
今日の日経平均はほぼ横ばいでしたが、相場の中身は決して静かではありませんでした。明日に向けては、米10年債利回り、ナスダック100、SOX指数、原油価格、そしてFOMC。この5つを特に確認しておきたいところです。

コメント