こんばんは、今日4日の日本株市場は、日経平均株価が前日比806円46銭高の65,020円94銭で終了しました。上昇率は1.26%で、5営業日ぶりの反発です。一方、TOPIXは1.19ポイント高の4,103.23と、上昇率はわずか0.03%でした。つまり今日は、日本株全体が大幅高になったというより、一部の値がさAI・ハイテク株が日経平均を強く押し上げた相場と見るのが正確です。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 65,020.94円 | +1.26 |
| TOPIX | 4,103.23 | +0.03% |
| ダウ平均 | 53,686.11ドル | +1.18% |
| S&P500 | 7,747.71 | +1.06% |
| ナスダック総合 | 26,584.06 | +1.40% |
今日の日本株市場の様子
最大の追い風は、前日の米国株高と米長期金利の低下でした。ウォラーFRB理事が「インフレ圧力が鈍化するなら政策金利の据え置きを支持する」と発言したことで、9月利上げ確率は63%台から約50%まで低下。米10年債利回りも低下し、ハイテク株への買い戻しが一気に進みました。
これを受けて東京市場でもソフトバンクグループ、アドバンテスト、キオクシア、太陽誘電などAI関連株が上昇。特にソフトバンクGとアドバンテストの2銘柄だけで日経平均を約669円押し上げたとされており、今日の806円高の大部分をこの2銘柄が説明しています。
一方、円高が進んだことでトヨタなど輸出関連株は弱く、商社株や海運株なども下落しました。このため日経平均が1.26%上昇したのに対して、TOPIXはほぼ横ばいにとどまりました。
明日の日本株市場は休場、次は月曜日
明日9月5日は土曜日のため東京市場は休場です。次の取引日は9月7日(月)になります。週明けの焦点は、今夜発表される8月の米雇用統計です。市場予想では非農業部門雇用者数は5万~6万人程度の増加が見込まれています。
ほどほどに弱い数字なら「FRBは利上げを見送れる」と受け止められ、長期金利が低下してAI・半導体株には追い風です。その場合、週明けの日経平均は65,500~66,000円方向を試す可能性があります。
逆に雇用統計が予想以上に強ければ利上げ観測が再び高まり、今日上昇したハイテク株に利益確定売りが出る可能性があります。
昨日の米国株市場の様子
3日の米国市場は非常に強い一日でした。NYダウは624.16ドル高の53,686.11ドル、S&P500は81.11ポイント高の7,747.71、ナスダック総合は366.23ポイント高の26,584.06。3指数そろって1%以上上昇しました。
エヌビディアは1.8%上昇し、Snowflakeも16.6%急騰。Microsoft、Metaなど大型ハイテク株にも買いが広がりました。一方、ブロードコムは業績見通しへの失望から2.7%下落しており、AI関連なら何でも買われるという状況ではありません。
今日の米国株市場の予想
今夜の米国市場は、現時点では小幅高~横ばいで始まる可能性が高そうです。18時前後の米国株先物はダウがほぼ横ばい、S&P500が小幅高、ナスダック100はプラス圏。前日の大幅高にもかかわらず、ハイテク株先物が比較的しっかりしているのは好材料です。
ただし、今夜は雇用統計で状況が一変する可能性があります。今週の相場は「金利上昇への恐怖」で急落した後、「利上げ観測後退」で急反発しています。つまり株価を動かしている中心は、依然としてFRBと米長期金利です。
今日の日経平均は806円高と派手に反発しましたが、TOPIXがほぼ横ばいだった点には注意が必要です。本格的な全面高へ移行できるのか、それとも値がさAI株中心の反発で終わるのか。週明けを考えるうえでは、今夜の米雇用統計、米10年債利回り、ナスダック100、SOX指数の反応を特に確認しておきたいところです。

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