日経平均1,130円安!円高と中東情勢で65,000円台へ急反落

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こんばんは、今日8日の日本株市場は、昨日の大幅高から一転して厳しい一日となりました。日経平均株価は前日比1,130円51銭安の65,269円33銭で終了。下落率は1.70%です。TOPIXも75.47ポイント安の4,050.33と1.83%下落し、今日は日経平均だけでなく市場全体に売りが広がりました。

目次

今日の日本株市場――前場の上昇から一転して急落

今日の値動きで特徴的だったのは、単純な朝から全面安ではなかったことです。日経平均は556円安でスタートしたものの、その後はAI・半導体株への買いで急速に切り返し、前場には一時66,791円84銭まで上昇しました。前引けも66,445円13銭と45円高でした。

ところが後場に入ると状況が一変しました。最大の要因は急速な円高です。ドル円は一時1ドル152円台まで円高が進み、自動車や電子部品など輸出関連株への売りが拡大。さらに中東情勢への警戒も強まり、前場の上昇をすべて吐き出したうえ、1,100円を超える下落となりました。

15時39分時点のドル円は153.31円。国内では実質GDP改定値が年率1.4%増、現金給与総額も前年比4.7%増となり、日銀の追加利上げ観測を意識させる内容でした。日経平均採用銘柄では値上がり59銘柄、値下がり165銘柄。東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄だけで日経平均を約349円押し下げました。

明日の日本株市場の予想

明日はまず65,000円を維持できるかに注目です。今日の下落幅は大きかったため、自律反発が入る可能性は十分あります。ただし、円高が152円台からさらに進むようなら、輸出株には引き続き厳しい環境です。

また、ブレント原油は99ドル近くまで上昇しています。原油高が続けば「インフレ上昇→長期金利上昇」という流れになり、日本株にも米国株にも逆風となります。今夜の米国市場が大きく崩れなければ65,000円近辺で下げ止まる可能性がありますが、米国株安と円高が同時進行すれば、64,000円台を試す展開も警戒しておきたいところです。

昨日の米国市場は休場

昨日9月7日の米国株市場はレイバーデーで休場でした。直近の9月4日は、NYダウが271.86ドル安の53,414.25ドル、S&P500が29.11ポイント安の7,718.60、ナスダック総合が77.07ポイント安の26,506.99。強い米雇用統計を受けて9月利上げ観測が高まり、3指数そろって下落しました。

今日の米国株市場の予想

今夜は3連休明けの米国市場が再開します。18時前後の先物を見ると、ダウが特に弱く、S&P500もマイナス、一方でナスダック100は相対的に強いという少し特殊な形です。

ダウ先物が大きく下げている一因はアムジェンで、株価指数への影響が大きい値がさ株である同社の下落だけで、ダウを約120ドル押し下げるとの試算もあります。

それ以上に重要なのが原油です。WTIは94ドル近辺、ブレントは99ドル近辺まで上昇しており、原油高によるインフレ再加速が最大の警戒材料となっています。

そのため今夜は、ダウは売り先行、S&P500もやや弱含み、ナスダックはAI・半導体株に支えられて相対的に底堅いという展開を想定しています。

今日の日経平均は前場にプラスまで戻した後、1,130円安まで急落しました。明日に向けて特に確認したいのは、ドル円、WTI・ブレント原油、米10年債利回り、そして今夜のナスダック100です。円高と原油高のどちらか一方でも落ち着けば、日本株には反発のきっかけになりそうです。

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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