こんばんは、今日9月11日の日本株市場は、かなり荒い値動きとなりました。日経平均株価は前日比1,259円61銭安の64,011円34銭で終了。下落率は1.93%です。TOPIXも26.28ポイント安の4,028.30と0.65%下落しました。
ただし、日経平均の終値だけを見て「1,200円以上の大暴落だった」と判断すると、今日の相場を少し見誤ります。朝方には一時63,208円63銭まで下落しており、前日終値から2,000円以上も下げていました。そこから800円以上戻して64,000円台を回復して終了したからです。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64,011.34円 | -1.93% |
| TOPIX | 4,028.30 | -0.65% |
| ダウ平均 | 52,064.10ドル | -0.60% |
| S&P500 | 7,591.70 | -0.58% |
| ナスダック総合 | 26,081.72 | -0.65% |
今日の日本株市場――半導体株に売り集中今日の最大の売り材料は、前日の米国市場で続いた原油高・金利上昇・ハイテク株安です。中東情勢の緊迫化によってブレント原油は一時108ドルを突破。米10年債利回りも4.95%付近まで上昇しました。金利上昇に弱いAI・半導体株が売られ、その流れが東京市場にも直撃しました。
朝方の日経平均は一時2,000円を超える下落。特にアドバンテスト、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、キオクシアなど値がさのAI・半導体関連株が大きく下落しました。前場だけでもアドバンテストが日経平均を約618円、ソフトバンクGが約306円押し下げています。
一方、TOPIXの下落率は0.65%にとどまりました。日経平均の1.93%安と大きな差があります。
つまり今日は「日本株全体が2%近く下落した」というより、日経平均への影響が非常に大きい半導体・AI株が集中して売られた相場という面が強かったと言えそうです。
次の日本株市場はどうなる?
明日12日は土曜日なので東京市場は休場。次の取引は9月14日(月)です。週明けに向けては、今日の安値63,208円が重要なポイントになります。朝方にそこまで売られながら64,000円を回復したことを考えると、63,000円台ではかなり押し目買いが入ったと考えられます。
今夜の米国株が反発し、原油と米長期金利が落ち着けば、週明けは64,500~65,000円方向への反発も十分ありそうです。反対に63,200円を明確に割り込むと、心理的節目の63,000円、さらにその下の水準を試す可能性もあるため注意が必要でしょう。
昨日の米国株市場――4日続落
9月10日の米国市場は3指数そろって下落しました。NYダウは316.56ドル安の52,064.10ドル、S&P500は44.66ポイント安の7,591.70、ナスダック総合は171.62ポイント安の26,081.72。S&P500はこれで4営業日続落となりました。
最大の問題は原油と金利です。ブレント原油は一時108ドルを突破し、米10年債利回りは4.95%近辺まで上昇。8月PPIも前年比5.4%となり、市場では来週のFOMCでFRBが0.25%利上げするとの見方が約7割まで高まりました。
今日の米国株市場――CPI次第で大きく動く可能性
今夜の米国市場は、現時点では反発スタートが予想されています。18時前後に確認できる米国株先物は、ダウ、S&P500、ナスダック100がそろって約0.3~0.4%上昇しています。原油価格が高値から少し下落していることも安心材料になっています。
ただし、今夜は非常に重要な8月米消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は前月比0.2%、前年比3.4%程度です。予想を上回れば「インフレ再加速→FRB利上げ→米10年債5%突破」という流れになり、ナスダックを中心に再び売りが強まる可能性があります。逆にCPIが予想以下なら、ここ4日間売られてきたハイテク株が一気に買い戻される展開も考えられます。
今日の日経平均は1,259円安でしたが、朝方の2,000円超安からかなり戻しました。週明けの日本株を考えるうえでは、今夜の米CPI、米10年債利回り、ナスダック100、そして100ドルを超えている原油価格。この4つの動きが非常に重要になりそうです。

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