今日の日本株市場は、日経平均株価が前週末比320円04銭高の64,931円19銭で取引を終え、反発しました。上昇率は0.50%です。TOPIXは54.76ポイント高の4,066.07ポイントとなり、1.37%上昇しました。
日経平均よりもTOPIXの上昇率が大きく、今日は一部の値がさ株だけではなく、幅広い業種に買いが入った一日だったと言えそうです。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 64931.19円 | +0.50% |
| TOPIX | 4066.07 | +1.37% |
| ダウ平均 | 51947.25ドル | +0.46% |
| S&P500 | 7411.98 | +0.05% |
| ナスダック総合 | 24975.82 | -0.64% |
今日の日本株市場の様子
今日の支援材料になったのは、中東情勢の緊張がいったん和らぎ、原油価格が大きく下落したことです。米国とイランが攻撃を一時停止する動きを見せたことで、WTI原油先物は83~85ドル台まで下落しました。原油高によるインフレ再加速や、企業コスト上昇への不安がやや後退し、空運、海運、ゴム製品、サービスなど景気敏感株が買われました。
東証33業種では29業種が上昇し、東証プライム市場でも値上がり銘柄は全体の89%に達しました。日経平均の上昇幅は320円にとどまりましたが、相場全体の中身はかなり強かったと見てよいでしょう。
一方、AI・半導体関連株には引き続き不安定な動きが見られました。アドバンテスト、ソフトバンクグループ、フジクラなどが下落し、前週末に慎重な業績見通しを示した信越化学工業も大きく売られました。
日経平均は朝方に550円を超えて上昇したものの、その後は一時マイナス圏まで下落しています。原油安を好感する買いと、半導体株への警戒がぶつかり、日経平均自体は方向感の乏しい値動きになりました。
明日の日本株市場の予想
明日の日本株市場は、今夜の米国市場でハイテク株が反発できるかどうかが最大の焦点です。
日本時間18時前後の米国株先物は、ダウ先物が約0.6%高、S&P500先物が約0.7~0.8%高、ナスダック100先物は約1.2~1.3%高となっています。原油価格の下落で金利上昇への警戒が和らぎ、特にハイテク株への買い戻しが期待される状況です。
このままナスダックや半導体株が上昇すれば、明日の東京市場でも、今日売られた半導体関連株に買い戻しが入り、日経平均は65,000円台の回復を試す可能性があります。
ただし、今週はFOMC、日銀金融政策決定会合、米大型テック企業の決算が集中しています。イベント前には利益確定売りや持ち高調整も出やすいため、朝高後に伸び悩む展開には注意したいところです。
前週末の米国株市場の様子
前週末7月24日の米国市場は、NYダウが235ドル60セント高の51,947ドル25セント、S&P500は3.68ポイント高の7,411.98でした。一方、ナスダック総合は161.87ポイント安の24,975.82となりました。
原油価格が約4%下落し、米長期金利もやや低下したことで、ダウや景気敏感株には買いが入りました。しかし、半導体株は軟調でした。マイクロンやサンディスクが大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数も4%を超えて下落しています。AI投資の採算や巨額設備投資への懸念が、引き続きハイテク株の重しになりました。
今日の米国株市場の予想
今日の米国市場は、先物を見る限り、3指数そろって上昇して始まる可能性が高そうです。特にナスダック100先物の上昇が大きく、先週まで売られていたAI・半導体株への買い戻しが期待されます。
ただし、今週はマイクロソフト、メタ、アマゾン、アップルなどの決算発表が予定されています。市場では業績だけでなく、AI関連の設備投資額と、それに見合う売上や利益が確保できているかが厳しく確認されそうです。
今日の日本株は、日経平均の上昇率以上に市場全体が強い一日でした。今夜の米国市場でハイテク株が下げ止まれば、明日は半導体株にも買いが戻り、日本株全体の反発がもう一段続く可能性があります。

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