日経平均882円高で65,000円回復!日銀利上げでも株高・円安という意外な展開

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こんばんは。今日9月18日の日本株市場は、かなり興味深い一日になりました。日経平均株価は前日比882円70銭高の65,018円95銭。上昇率は1.38%で3営業日続伸し、再び65,000円台を回復しました。

ところがTOPIXは3.05ポイント安の4,091.14、-0.07%。日経平均が900円近く上昇したのにTOPIXは下落という、かなり極端な相場でした。

指数終値騰落率
日経平均65,018.95円+1.38%
TOPIX4,091.14-0.07%
ダウ平均51,778.04ドル+0.61%
S&P5007,637.76+1.14%
ナスダック総合26,418.30+1.69%
目次

今日の日本株――日銀利上げ後に一時1,300円高

今日最大のイベントは日銀の金融政策決定会合です。日銀は政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げることを決定しました。実に31年ぶりの高い政策金利です。

普通なら「利上げ=円高・株安」と考えたくなりますが、実際の市場は逆でした。利上げ発表後、ドル円は157円近辺まで円安方向に動き、日経平均は一時1,300.32円高の65,436.57円まで急上昇。市場が警戒していた日銀会合を通過した安心感に加え、円安も株価を押し上げました。

ただし、今日の株高はかなり偏っています。キオクシア、アドバンテスト、ソフトバンクグループなどAI・半導体関連株が大きく上昇した一方、東証プライムでは値上がり511銘柄、値下がり1,003銘柄。実は値下がり銘柄の方が約2倍も多かったのです。

そのためTOPIXは0.07%安。今日は「日本株全面高」というより、半導体など日経平均への寄与度が高い銘柄に買いが集中した結果の882円高と見る方が正確でしょう。

次の日本株市場はどうなる?

明日から日本市場は連休に入るため、次の取引ではまず65,000円を維持できるかがポイントになります。今日の高値65,436円を突破できれば、再び66,000円方向を試す展開も考えられます。

一方で少し気になるのは、日経平均とTOPIXの大きな乖離です。日経平均だけが上昇する相場は、半導体株が崩れると指数が急落しやすいという弱点があります。連休中の米国株が堅調なら65,000円台定着も期待できますが、半導体株の動きには注意しておきたいところです。

昨日の米国株――ナスダック1.69%高

9月17日の米国市場は大きく反発しました。NYダウは316.14ドル高の51,778.04ドル、S&P500は85.95ポイント高の7,637.76、ナスダック総合は439.87ポイント高の26,418.30でした。

特にナスダックの+1.69%が目立ちます。最大の理由は、原油と米長期金利の低下です。ブレント原油が下落し、米10年債利回りも前日の5%超から4.93%程度まで低下しました。金利低下を好感してAI・半導体株が買い戻され、SOX指数も約3%上昇しました。FRBの利上げという大きなイベントを通過したことで、不透明感が一つ減ったことも株高につながっています。

今日の米国株――先物は続伸を示唆

今夜の米国市場も、現時点では上昇スタートとなる可能性が高そうです。18時前後の先物はダウ約0.2%高、S&P500約0.3%高、ナスダック100は約0.6%高。特にハイテク株の強さが続いています。

さらにWTI原油は100ドルを割り込み、ブレント原油も102~103ドル台まで低下しています。原油高によるインフレ再加速への警戒が少し和らいでいるのは、株式市場にはプラスです。

ただし今日は米国市場で先物・オプションの満期が重なるクアドルプル・ウィッチングでもあり、取引終盤に値動きが大きくなる可能性があります。

今日の日経平均は65,000円を回復しました。連休明けを考えるうえでは、ナスダック100、SOX指数、米10年債利回り、原油価格、そしてドル円。この5つの連休中の動きを特に確認しておきたいところです。

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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