今日の日本株市場は、日経平均株価が前日比433円24銭高の61,867円43銭で取引を終え、3営業日ぶりに反発しました。上昇率は0.71%です。一方、TOPIXは21.53ポイント安の3,952.50ポイントとなり、0.54%下落しました。日経平均とTOPIXが逆方向に動いたことからも分かるように、今日は日本株全体が強かったというより、一部の値がさ株が日経平均を押し上げた一日でした。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 61867.43 | +0.71% |
| TOPIX | 3952.50 | -0.54% |
| ダウ平均 | 51594.14 | -2.19% |
| S&P500 | 7316.15 | -1.52% |
| ナスダック総合 | 24442.94 | -1.74% |
今日の日本株市場の様子
東京市場は朝方、前日の米国株急落を受けて売りが先行しました。米国ではFOMCが政策金利を据え置いたものの、今後の金融政策を巡る不透明感が強まり、ダウは1,100ドルを超える大幅安となりました。米長期金利の上昇や原油高も、日本株の重しになりました。
ただ、その後は前日に決算を発表したアドバンテストなど、好業績銘柄に買いが集中し、日経平均は一時2%を超えて上昇しました。最終的には上昇幅を縮めたものの、プラス圏を維持して大引けを迎えています。
一方、TOPIXは下落しました。半導体関連の一部が上昇した半面、金融、内需、景気敏感株などには売りが残り、相場全体では値下がり銘柄が優勢だったとみられます。日経平均の上昇だけを見て「全面高」と判断するのは難しく、決算内容によって個別銘柄の明暗が大きく分かれた相場です。
明日の日本株市場の予想
明日の日本株市場は、今夜の米国市場でマイクロソフトへの買いがどこまで広がるかが焦点です。
マイクロソフトはクラウド事業Azureが高成長しており、AI投資を続けながらもキャッシュを生み出せるとの見通しを示して時間外取引で株価が大きく上昇しました。一方、メタは設備投資とフリーキャッシュフローへの懸念から売られており、AI関連株でも評価が二極化しています。
米国株先物は3指数とも小幅高で、ナスダック100先物は0.45%程度上昇しています。このまま米ハイテク株が反発すれば、明日の東京市場でも半導体株への買い戻しが期待できます。
ただし、日経平均は一部の値がさ株に支えられた面が強く、TOPIXは下落しています。明日は日経平均が62,000円台を回復できるかだけでなく、TOPIXも反発し、上昇銘柄が市場全体に広がるかを確認したいところです。
昨日の米国株市場の様子
昨日の米国市場は、主要3指数がそろって大幅下落しました。NYダウは1,153ドル18セント安、S&P500は1.52%安、ナスダック総合は1.74%安でした。
FOMCは政策金利を据え置きましたが、インフレへの対応や今後の利上げ方針について明確な安心感が得られず、発表後に株価は急落しました。中東情勢の緊迫化による原油高もインフレ懸念を強め、米長期金利の上昇につながりました。AI・半導体株への売りも続き、エヌビディアやマイクロンなどが相場を押し下げました。
今日の米国株市場の予想
今日の米国市場は、前日の急落後ということもあり、小幅に反発して始まる可能性があります。先物はダウ、S&P500、ナスダック100がいずれもプラス圏です。
ただし、米長期金利と原油価格が高止まりすれば、上昇は長続きしない可能性があります。また、今夜はアマゾンやアップルの決算も控えており、AI投資額だけでなく、利益やキャッシュフローが伴っているかが厳しく確認されそうです。
今日の日経平均は反発しましたが、TOPIXは下落しました。相場全体が底打ちしたと判断するにはまだ早く、今夜の米国市場でハイテク株が本格的に反発できるかが、明日の日本株の方向を左右しそうです。

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