日経平均は7万1000円台で底堅く推移、米国株は3指数そろって反発

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今日の日本株市場は、前日までの強い流れを引き継ぎながらも、やや上値の重さも見える展開になりました。日経平均株価は終値で71,250.06円、前日比196.57円高となり、7日続伸で取引を終えています。前日に初めて7万1000円台へ乗せたあとも、大きく崩れることなく高値圏を維持した形です。

まずは、主な指数の動きを確認しておきます。

指数終値・水準前日比騰落率
日経平均株価71,250.06円+196.57円+0.28%
NYダウ51,564.70ドル+72.15ドル+0.14%
S&P5007,500.58+80.48+1.08%
ナスダック総合26,517.93+496.28+1.91%
目次

今日の日本株市場:上値は重いが、基調はまだ強い

今日の東京市場は、前日の米国株高、特にナスダックの大幅反発を受けて、朝方は買いが先行しました。AI関連や半導体関連への買いが続き、日経平均は一時かなり上値を伸ばす場面もありました。

ただ、日経平均はすでに7万円を超える高値圏にあります。そのため、上がったところでは利益確定売りも出やすく、後場にかけてはやや伸び悩む展開となりました。とはいえ、終値でプラスを維持しているので、相場の地合いそのものはまだ強いと言えます。

特に今の日本株は、円安、AI関連株の強さ、海外投資家の資金流入という3つの追い風があります。ドル円が161円台まで円安方向に振れていることで、輸出企業の業績期待は高まりやすく、日経平均を支える材料になっています。

一方で、TOPIXはやや弱く、日経平均だけが強く見える面もあります。つまり、相場全体がまんべんなく上がっているというより、値がさの半導体株や一部大型株が指数を支えている色合いもあります。ここは少し注意したいところです。

次の日本株市場の見通し:週明けも強気だが、利益確定には注意

明日は土曜日で東京市場は休場なので、実質的には週明け月曜日の日本株見通しになります。

週明けの日本株は、基本的には高値圏で底堅い展開を予想します。米国株が3指数そろって上昇し、特にナスダックが1.9%高と強かったことは、日本の半導体株やAI関連株にとって大きな追い風です。

ただし、米国市場は今夜が休場のため、週明けまで新しい材料が出にくい状況です。そのため、週明けの東京市場では、まずは今日までの上昇に対する利益確定売りをこなせるかがポイントになります。

日経平均は7万1000円台まで上昇してきたので、短期的な過熱感はあります。大きな悪材料がなければ崩れにくいとは思いますが、一本調子で上がり続けるというより、上値では売り、下値では買いが入るような展開になりそうです。

昨夜の米国株市場:3指数そろって上昇、ナスダックが主役

昨夜の米国株市場は、3指数そろって上昇しました。ダウ平均は51,564.70ドルで72ドル高、S&P500は7,500.58で1.08%高、ナスダック総合は26,517.93で1.91%高でした。

前日はFOMC後の利上げ警戒で売られる場面がありましたが、昨夜はその反動もあって買い戻しが入りました。特に強かったのはハイテク株と半導体株です。ナスダックが大きく上昇していることからも分かるように、AI関連への資金流入はまだ続いています。

また、米国とイランの和平期待によって原油価格が落ち着いていることも、市場心理を改善させています。原油安はインフレ懸念の後退につながりやすく、米長期金利が落ち着けば、ハイテク株には追い風になります。

つまり昨夜の米国株は、FOMCへの警戒感を少し消化しつつ、AI・半導体株を中心に買い戻された相場だったと言えます。

今日の米国株市場の予想:今夜は休場、焦点は週明けへ

今日の米国株市場は、Juneteenthの祝日のため休場です。そのため、今夜は通常の米国株取引はありません。

先物市場の表示を見ると、S&P500先物、ナスダック100先物、ダウ先物はいずれも小幅安方向で、昨夜の上昇後に少し利益確定が出ているような雰囲気です。ただし、休場日の先物の動きは通常日ほど強い意味を持たないため、ここだけで週明けの方向感を決めつけるのは早いと思います。

週明けの米国株を見るうえでは、米長期金利、原油価格、半導体株の動きが重要になります。金利が落ち着き、原油価格も安定すれば、ナスダックを中心に再び上値を試す可能性があります。反対に、FRBの利上げ警戒が再燃して金利が上がるようだと、ハイテク株には一度売りが出る可能性もあります。

まとめ

今日の日本株は、日経平均が71,250円で終了し、7万1000円台を維持しました。上昇スピードの速さから利益確定売りは出やすいものの、AI・半導体関連、円安、海外投資家の買いという追い風はまだ残っています。

昨夜の米国株は、ダウ、S&P500、ナスダックの3指数がそろって上昇しました。特にナスダックの強さが目立ち、AI・半導体株への資金流入が続いていることを示しています。

今夜の米国市場は休場なので、次の焦点は週明けです。日本株も米国株も高値圏にありますが、相場の基調はまだ強いです。ただし、ここからは「強いから買う」だけではなく、利益確定売りをこなしながら上昇できるかを慎重に見ていきたいところです。

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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