こんばんは、今日9月14日の日本株市場は、指数によってかなり印象の違う一日になりました。日経平均株価は前営業日比518円35銭安の63,492円99銭と続落。一方、TOPIXは29.91ポイント高の4,058.21と0.74%上昇しました。
つまり今日は「日本株全体が下落した」というより、日経平均への寄与度が大きいAI・半導体株が売られ、その一方で銀行や内需株などには買いが入った相場と見るのが適切でしょう。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 63,492.99円 | -0.81% |
| TOPIX | 4,058.21 | +0.74% |
| ダウ平均 | 52,573.29ドル | +0.98% |
| S&P500 | 7,656.98 | +0.86% |
| ナスダック総合 | 26,333.04 | +0.96% |
今日の日本株市場――半導体株が重し
今日の最大の特徴は、AI・半導体関連株への売りです。日経平均半導体株指数は2.62%下落。一方で日経銀行株トップ10指数は1.46%上昇、日経平均内需株50指数も1.07%高となっています。まさに「半導体から銀行・内需へ」という資金移動が見られました。
背景には、AI開発を巡る警戒感に加え、原油価格と長期金利の上昇があります。ロイターによると、AI関連株は世界的に売られ、ソフトバンクグループ、キオクシア、東京エレクトロンなどにも売りが波及しました。
さらにブレント原油は107ドル台、WTIも103ドル近辺まで上昇しています。中東情勢の緊迫化による供給不安が再び強まり、インフレ再加速への警戒が金利上昇につながっています。それでもTOPIXが上昇した点は悪くありません。値がさ半導体株の下落に引っ張られた日経平均に対して、日本株全体では押し目買いも入っていたことが分かります。
明日の日本株市場の予想
明日15日のポイントは、まず63,000円台を維持できるかです。今日の日経平均は下落しましたが、TOPIXが0.74%上昇しているため、全面的なリスクオフではありません。
ただし、今夜の米国株先物が弱く、特にナスダック100先物が約1.7%下落しています。このまま米半導体・AI株が大きく下げれば、明日の東京市場でも日経平均は再び売り優勢になる可能性があります。逆に銀行、保険、商社、内需株などへの資金シフトが続けば、TOPIXは比較的底堅く推移しそうです。
前営業日の米国市場――3指数とも約1%反発
9月11日の米国株市場は、NYダウが509.19ドル高の52,573.29ドル、S&P500が65.28ポイント高の7,656.98、ナスダック総合が251.31ポイント高の26,333.04でした。原油価格が高値から下落したことや、8月CPIがおおむね市場予想の範囲内だったことが安心材料となり、4日続落していた米国株に買い戻しが入りました。
ただ、CPIはインフレ圧力の根強さも示しており、今週のFOMCでは0.25%利上げを予想する見方が強まっています。
今日の米国株市場――ナスダックに要注意
今夜の米国市場は、前営業日の反発から一転して売り先行となる可能性が高そうです。18時前後の先物は、ダウが約0.27%安、S&P500が約0.66%安、そしてナスダック100が約1.68%安。ハイテク株への売りがかなり強くなっています。
AI関連株への警戒に加え、原油高と米10年債利回りが5%近辺にあることもグロース株には逆風です。さらに今週はFOMCと日銀金融政策決定会合という大きなイベントも控えています。
今日の日経平均は518円安でしたが、TOPIXは上昇しました。明日に向けては、日経平均の数字だけではなく、今夜のナスダック100、米10年債利回り、原油価格、そして銀行株への資金流入が続くか。この4点を特に確認しておきたいところです。

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