みなさん、おはようございます。 三連休明けの火曜日の朝、いかがお過ごしですか? 僕は今、少し度を強くした眼鏡をかけ直して、三日分の情報を詰め込んだモニターを食い入るように見つめているところです。
2026年2月24日。日本は昨日の祝日(天皇誕生日)を挟んで、いよいよ今週の取引が本格的にスタートしますが、世界市場は僕たちの休日中に「激震」と言ってもいいほどの動きを見せました。昨夜の米国株市場は、これまで積み上げてきた楽観論を一気に吹き飛ばすような、かなり厳しい展開となりましたね。
今日は、先週の日本市場の振り返りと、三連休の間に世界を襲った「嵐」の正体。そして今日・今夜の展望を、最新の数値を交えながらじっくり紐解いていきましょう。
【先週の日本株】5.7万円の壁と、中東の火種
まずは先週の日本市場から。一言で言えば、「歴史的高値圏での、重苦しい調整」でした。 日経平均株価は週の半ばに5万7000円を突破して歓喜に包まれましたが、金曜日の終値は前日比642円安の56,825円70銭で着地しました。
要因は、イランの核問題を巡る中東情勢の緊迫化です。週末を前に「一旦利益を確定させて、現金を手元に置いておこう」というリスク回避の動きが鮮明に出ました。5万7000円という数字は、投資家にとって非常に心理的な重圧がかかる場所。そこを突き抜ける前に、一度熱を逃がす形となりました。
【今日24日の日本株予想】「嵐」の中での再開、5.6万円を死守できるか
さて、今日の東京市場ですが、昨夜の米国株の大幅下落を受けて、かなり厳しいスタートになるかもしれません。
シカゴの日経平均先物は5万6800円付近で推移していましたが、米国での「関税ショック」や「AIバブル懸念」が、日本の輸出関連銘柄や半導体セクターにどう波及するか。 まずは先週金曜日の安値である5万6600円付近で踏みとどまれるか、それとも5万6000円の大台を試す展開になるのか。三連休明け早々、日本の投資家にとって非常にタフな精神力が試される1日になりそうです。
【昨夜23日の米国株】関税とAI。二つの「失望」が招いた大幅下落
海を越えた昨夜(23日・昨夜23時半〜今朝6時)の米国市場は、3指数とも大幅下落となっていました。
主要指数の終値は以下の通りです。
ダウ平均 48,804ドル(1.6%下落)
S&P500 6,837ドル(1.0%下落)
ナスダック 22,627ドル(1.1%下落)
なぜこれほど売られたのか。要因は大きく二つあります。
- 「予測不能な関税」への恐怖 トランプ政権が、世界各国に対して新たに一律15%の追加関税を課すと表明しました。当初「10%」と言われていたものが翌日には「15%」に修正されるなど、あまりに唐突で予測不能な動きに、市場は「世界貿易の停滞」を強烈に意識し始めました。
- AIバブルへの疑念 これまで市場を牽引してきた「AI革命」に冷や水が浴びせられました。OpenAIの巨大プロジェクト「スターゲート」が、実は最小限のスタッフでしか運営されていないといった噂や、ソフトバンクグループ、オラクルなどのAI関連銘柄に売りが波及。これまで「無敵」に見えたAIセクターの脆弱性が露呈した形です。
さらに、デンマーク自治領グリーンランドの領有を巡る米欧間の緊張も、投資家のリスク回避姿勢を強める一因となりました。
【今夜24日の米国株予想】自律反発か、さらなるパニックか
今夜の米国市場は、昨夜の急落を受けた「自律反発」があるかどうかが焦点です。 800ドルを超える下落の後だけに、値ごろ感からの買い戻しが入る可能性もありますが、関税問題という「実体経済への悪影響」が意識されている以上、戻りは限定的かもしれません。
特に今夜は消費者信頼感指数の発表もあります。米国の個人消費に陰りが見えれば、さらなる下落を招くリスクもあります。明日(25日)に控えるエヌビディアの決算を前に、市場が「嵐の真っ只中」でどう冷静さを取り戻すのか。眼鏡の奥で、じっくりと値動きを観察し続ける必要がありそうです。
おわりに:知的な投資家は「パニック」を味方にする
これだけ大きく相場が動くと、どうしても感情的になりがちです。 でも、僕が机の上に広げた資料やチャートが教えてくれるのは、「相場の行き過ぎは、常に新たなチャンスを生む」ということ。
昨夜の下落で、優良企業の株価まで一緒に叩き売られていないか。眼鏡の度を合わせ直して、数字の裏にある「真の価値」を探す。それこそが、僕たち投資家の真骨頂ですよね。
みなさんの今日が、嵐の中でも確かな一歩を踏み出せる1日になりますように。

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