日本株・米国株の今日(9日)の振り返りと明日の相場の見通し

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毎日夕方の市場レポートブログ、本日もお届けします!

昨日は歴史的な大暴騰から一転して2,500円を超える凄まじい大暴落となり、マーケットの乱高下に冷や汗をかいた方も多かったのではないでしょうか。

しかし、今日(6月9日・火曜日)の市場は一変!売りが一巡したことで、驚異的なリバウンドを見せる非常にドラマチックな1日となりました。今回は、この激しい相場の舞台裏とこれからの作戦をじっくり読み解いていきましょう!

まずは、本日の確定終値から一緒に確認していきましょう。

本日の主要株価指数(確定数値)

市場指数終値前日比
東京市場(6/9)日経平均株価65,416円63銭+1,392円03銭 (+2.17%)
米国市場(6/8)ダウ平均株価50,786ドル01セント-80ドル77セント (-0.16%)
目次

昨夜の米国株市場:ダウは小幅続落も、ハイテク・AI株が息を吹き返す!

まずは昨夜(6月8日夜~9日早朝)のニューヨーク市場の様子から振り返っていきましょう。

昨夜のダウ平均株価は、前日比80.77ドル安の50,786.01ドル(-0.16%)と小幅に続落して取引を終えました。構成銘柄の約6割がマイナス圏に沈み、一見すると上値の重い展開が続いているように見えますよね。

この上値を抑えた原因は、引き続き「米長期金利の上昇」です。前週末の強い雇用統計の余波が残る中、アメリカ国内の堅調な労働市場や雇用コストの上昇が意識され、市場では「FRB(米連邦準備制度理事会)の次の手は利下げではなく、むしろ利上げなのでは?」という警戒感がじわりと継続。金利の先高観が株式市場全体の重荷となりました。

ただ、中身を見ると安心感も広がっています。

週末にかけて緊迫していたイスラエルとイランの応酬について、トランプ米大統領が自身のSNSで「両者は即時停戦を望んでいる」と発言したことで、地政学リスクが急速に後退。

これにより市場のリスク回避ムードが和らぎ、前営業日に大きく売られていたエヌビディア(NVDA)などのAI・半導体関連株に「値頃感」からの買い戻しが殺到したんです。結果としてナスダック総合指数は4営業日ぶりに反反発。ダウは小幅安だったものの、相場の主役であるハイテク株がしっかりと息を吹き返した、底堅い一晩となりました。

今夜の米国株市場の予想&先物チェック:買い戻し優勢で大台キープを試すか

さて、気になる今夜のアメリカ株はどう動きそうでしょうか。夕方現在の米国株先物相場の動きを見てみましょう。

  • NYダウ先物:前日終値付近、あるいは小幅なプラス圏で底堅く推移
  • ナスダック100先物:ハイテク株の買い戻しの流れを引き継ぎ、堅調な動き

先物市場が底堅さを見せていることから、今夜の米国市場は「昨夜のハイテク株の反発の勢いをキープし、底堅いスタート」を想定しています。

今夜の米国市場の予想としては、「利上げ警戒感とAI・ハイテク人気の綱引きとなり、ダウは買い戻し優勢で小幅に反発」する展開をみています。地政学リスクという突発的なトゲが抜けたことで、売られすぎた優良銘柄には機関投資家からの押し目買いが入りやすい地合です。

今週後半に控えるCPI(消費者物価指数)などの重要指標を前に、上値をガンガン買い進むような大暴騰はしにくいかもしれませんが、昨夜下がった分の買い戻しが入り、底強さを確かめる1日になりそうです。

今日の日本株市場:1300円超の大猛発!25日線にサポートされて急速リバウンド

続いて、今日(6月9日)の東京市場ですが……いやあ、昨日の大暴落が嘘のような素晴らしい買い戻し劇でしたね!

日経平均株価は朝方から海外勢や押し目買いスタンスの国内資金を巻き込んでグングン上値を追い、終わってみれば前日比1,392円03銭高の65,416円63銭(+2.17%)と、4営業日ぶりに大幅反発しました!昨日の下げ幅(2,563円)の約半分を、わずか1日で一気に取り戻した格好です。

この急反発の最大の原動力は、もちろん昨夜のアメリカ市場で半導体・ハイテク株がしっかり買い戻されたことです。

「昨日の急落はさすがに売られすぎだ」と判断した投資家たちが、日本の誇る半導体・AI関連の主力株(アドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアなど)へ朝一番から怒涛の勢いで買い注文を流し込みました。

チャート(技術的分析)の面で見ても、日経平均はちょうど下値の節目である「25日移動平均線(約6万3800円付近)」に綺麗にサポートされた形となり、中長期の上昇トレンドが全く壊れていないことが証明されました。為替市場でも1ドル=160円台前半という根強い円安基調がキープされているため、輸出企業への業績上振れ期待も、相場全体の強力な下支えとして機能しました。

明日の日本株市場の予想:過熱感をこなしつつ「6万5000円台の定着」へ

明日の日本株市場は、「今日の大幅高の反動による利益確定売りをこなしつつ、6万5000円台を固めにいく展開」になると予想しています。

わずか1日で1,300円以上も上げた直後ですから、明日の朝方は目先の利益を確定させる売りが先行しやすい水準です。また、市場では米国での大型IPO(新規公開株)に伴う資金調達(換金売り)への警戒感も一部で燻っているため、完全なアク抜け(悪材料が出尽くすこと)とまではいかず、一定の戻りの後は様子見ムードにシフトする可能性があります。

明日の予想レンジは65,000円~65,900円

今夜のアメリカ株が先物通りに大崩れせず引ければ、明日の東京市場も大崩れすることなく高値圏をキープできるでしょう。目先は少し揉み合うかもしれませんが、日本株の先高観(将来高くなるという期待)は根強いため、強気な下値固めの1日になりそうです。

投資のワンポイントアドバイス

昨日あれだけドカンと下げて、今日これだけドカンと買い戻される動きを見ると、「相場の波が激しすぎてついていけない!」と不安になるかもしれません。ですが、これこそが「強い上昇トレンドの中での健全なウミ出し」の特徴なんです。

こういう乱高下局面で一番大切なのは、感情に任せて高いところで買い、安いところでパニック売りをしないこと。手元のキャッシュ(現金比率)を程よくキープしながら、業績の良い優良株がポロッと押し目を作った瞬間を淡々と拾っていくスタンスが、最終的に1番大きな利益をもたらしてくれますよ!

今夜のニューヨークの着地を楽しみに見守りつつ、明日も冷静に相場と向き合っていきましょう。今日もお疲れ様でした!

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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