毎日夕方の市場レポートブログ、本日もお届けします!
週明けのマーケットは、日米ともにこれまでの超強気ムードから一転して、まさに「冷や水を浴びせられたような激震」が走る1日となりました。前週末に発表された米雇用統計の衝撃に加え、新たな中東のニュースも飛び込んできたことで、これまでイケイケだった相場の流れがガラリと変わっています。
ブログ読者のみなさんが明日の作戦をじっくり練られるよう、今日(6月8日・月曜日)確定したばかりの最新データをベースに、これからの展開を分かりやすく解説していきますね!
まずは、何はともあれ本日確定したばかりの最新の終値から一緒に確認していきましょう。
本日の主要株価指数(確定数値)
| 市場 | 指数 | 終値 | 前日比 |
| 東京市場(6/8) | 日経平均株価 | 64,024円00銭 | -2,563円00銭 (-3.85%) |
| 米国市場(6/5) | ダウ平均株価 | 50,866ドル78セント | -695ドル15セント (-1.34%) |
昨夜(前週末)の米国株市場:強い雇用統計が直撃!利上げ観測の再燃でダウ急反落
まずは昨夜(前週末6月5日夜~6日早朝)のニューヨーク市場の様子からじっくり振り返っていきましょう。
前日にレバノン停戦合意のニュースで870ドル超も大爆発したばかりのダウ平均株価でしたが、週末の米株市場は一転して前日比695.15ドル安の50,866.78ドル(-1.34%)と急反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も4%を超える歴史的な急落となり、ウォール街は一気に冷え込む大荒れの展開となりました。
この急落の主犯格は、日本時間21時30分に発表された「5月の米雇用統計」です。 フタを開けてみると、非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回る17.2万人増という、驚くほど強い数字が飛び出してきたんです。
普通なら景気が良いのは大歓迎のはずですが、今のマーケットにとっては「これだけ労働市場が強いと、インフレがまたぶり返すのでは?」という恐怖に繋がってしまいます。実際、この結果を受けて市場では「FRB(米連邦準備制度理事会)は年内に利下げどころか、逆に利上げに踏み切るんじゃないか」という警戒感が一気に浮上しました。
米長期金利が4.53%へと急上昇したことで、株式市場、特にこれまで相場を猛烈に引っ張ってきたエヌビディアなどのAI・半導体関連株への打撃は凄まじく、利益確定売りが殺到する形となりました。金融政策の不透明感が頭を強く抑えにきた、波乱の週末となりました。
今夜の米国株市場の予想&先物チェック:トランプ氏の発言で底堅さを取り戻せるか?
さて、気になる今夜のアメリカ株はどう動きそうでしょうか。夕方現在の米国株先物相場をチェックしてみましょう。
- NYダウ先物:約60ドル安(-0.12%前後で推移)
- ナスダック100先物:前日比プラス140ドル超(+0.49%前後と堅調に推移)
先物市場を見る限り、今夜の米国市場は「ハイテク株中心に、買い戻しの動きを伴った底堅いスタート」を想定しています。
実は、週末にかけてイランとイスラエルによる新たなミサイル攻撃のニュースが伝わり、地政学リスクが再び高まっていました。しかし、トランプ米大統領が「イランとの交渉は非常に順調であり、合意に近づいている」と発言して市場の沈静化を図ったことで、ナスダック先物などが一気にプラス圏へと浮上しています。
今夜の米国市場の予想としては、「先週末の急落を受けた自律反発の動きが意識され、もみ合いながらもシブトく推移する」展開をみています。長期金利の上昇が一服すれば、売られすぎた半導体株への買い戻しが期待できるため、ダウ平均も5万1000ドル台の回復をうかがう底堅い夜になりそうです。
今日の日本株市場:2500円超の歴史的大暴落…半導体ショックと地政学リスクが直撃
続いて、今日(6月8日)の東京市場の振り返りです。
週明けの東京市場は、まさにパニックに近い激しい売りが吹き荒れる1日となってしまいました。日経平均株価は朝方から全面安の展開となり、終わってみれば前週末比2,563円安の64,024円00銭(-3.85%)と大幅に3日続落。5月22日以来、約半月ぶりの安値水準まで一気に押し戻されました。
この大暴落の原因は、先ほどの米雇用統計による金利上昇ショックに加えて、週末に伝わった「イラン・イスラエル間の直接攻撃」というダブルパンチです。
絶好調だったAI・半導体株の沸騰相場に一転して強烈なブレーキがかかり、東京エレクトロンやアドバンテスト、ディスコといった主力の半導体・ハイテク関連株へ海外勢からの売り注文が殺到しました。先週末のナスダックが4%超下げたことに合わせるように、日経平均も一時は下げ幅が3,100円を超える場面があり、売りが売りを呼ぶ厳しい展開となりました。企業の業績自体が悪化したわけではないものの、マクロ環境(金利と政治)の急変に冷や水を浴びせられた格好です。
明日の日本株市場の予想:急落後のリバウンドを試す「下値固め」へ
明日の日本株市場は、「今日の大暴落に対する自律反発を試す、神経質な下値固めの展開」になると予想しています。
さすがに1日で2,500円以上も下げた直後ですから、明日は目先の値ごろ感(安くなったから買いたいという意欲)からの買い戻しが入りやすい水準です。今日の引けにかけても、最悪期からは少し下げ幅を縮小して戻してきたのは、日本株の底力の強さを示しています。
明日の予想レンジは63,500円~64,800円。
今夜のアメリカ株が先物通りにトランプ氏の報道を好感して底堅く引ければ、明日の東京市場は朝方からハイテク株を中心に強烈な買い戻しが入るでしょう。ただ、中東情勢のニュースには引き続き神経質な地合いが続くため、上値をガンガン追うというよりは、まずは6万4000円台をガッチリ固める足場作りの1日になりそうです。
投資のワンポイントアドバイス
今回のような「金利急上昇」と「地政学リスク」が重なった急落を見ると、どうしても恐怖心からパニック売りをしたくなりますよね。ですが、こういう時こそ、一歩引いて冷静になることが1番大切です。
相場のトレンドそのものが完全に壊れたわけではなく、短期間で上がりすぎていた分の「強烈なウミ出し(スピード調整)」が起きている状態です。焦ってバタバタと動くのではなく、まずは今夜のニューヨークの着地をじっくり見守り、業績の良い優良株がバーゲンセールになった瞬間をどこで拾うか、虎視眈々と狙っていきましょう!
今週も始まったばかりですが、焦らず冷静に向き合っていきましょう。今日もお疲れ様でした!

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