毎日夕方の市場レポートブログ、本日もお届けします!
ここ数日はCPIショックや中東の緊迫化による大荒れの展開が続いていましたが、今日(6月12日・金曜日)のマーケットは一転!まるで嵐が去った後のような、目の覚めるような猛烈なリバウンド劇となりました。
週末を前に不安を抱えていた投資家も多かったと思いますが、政治的なビッグニュースが飛び込んできたことで風向きが180度変わっています。今回は、この激動の1週間の締めくくりと、これからの作戦を分かりやすく解説していきますね!
まずは、本日の確定データから一緒に確認していきましょう。
本日の主要株価指数(確定数値)
| 市場 | 指数 | 終値 | 前日比 |
| 東京市場(6/12) | 日経平均株価 | 66,020円00銭 | +1,802円00銭 (+2.81%) |
| 米国市場(6/11) | ダウ平均株価 | 50,848ドル75セント | +929ドル97セント (+1.86%) |
昨夜の米国株市場:トランプ氏のイラン攻撃中止発表でダウが920ドル超の急反発!
まずは昨夜(6月11日夜~12日早朝)のニューヨーク市場の様子から振り返っていきましょう。
前夜にCPI(消費者物価指数)の悪化と米軍によるイラン攻撃のニュースが重なり、5万ドルの大台を割り込んでどん底に沈んでいたダウ平均株価でしたが、昨夜は文字通りの「大逆転劇」を演じました。終わってみれば前日比929.97ドル高の50,848.75ドル(+1.86%)と急反発。一時、上げ幅が1,000ドルを超える場面もあり、失っていた5万ドルの大台をあっさりと奪還しました。
この猛烈な買い戻しを引き起こした最大の材料は、トランプ大統領による「イランへの攻撃中止」の発表です。
「予定していた報復攻撃を直前で中止した」という一報が伝わったことで、一触即発だった中東情勢の緊張緩和への期待が一気に広がりました。
このニュースを受けて、急騰していた原油先物価格が大幅に下落。原油安が進んだことで、前日に市場を凍りつかせたインフレ懸念がスーッと和らぎ、投資家たちのリスクオン(積極的に上値を追う姿勢)のスイッチが再び入った格好です。
セクター別では、これまで調整を強いられていたエヌビディアやマイクロンなどの半導体・AI関連株、そしてアップルなどの大型テック株に「値頃感」からの押し目買いが殺到。ナスダック総合指数も大幅に反発し、前日のCPIショックの傷跡を1晩でほぼ綺麗に埋める、底力の強さを見せつけた一晩となりました。
今夜の米国株市場の予想&先物チェック:週末を前に大台をキープできるか
さて、最高のバトンを東京市場に渡してくれたアメリカ株ですが、今夜はどう動きそうでしょうか。夕方現在の米国株先物相場をチェックしてみましょう。
- NYダウ先物:前日終値付近(+0.02%前後の小幅なプラス圏)で底堅く推移
- ナスダック100先物:昨夜の急騰の反動もあり、小幅なもみ合い(-0.2%前後)
先物市場を見る限り、今夜の米国市場は「昨夜の歴史的な急騰による達成感もあり、まずは利益確定売りをこなしながらの静かなスタート」になりそうです。
今夜の米国市場の予想としては、「昨夜の上げ幅を維持しつつ、週末を控えた持ち高調整の動きによる高値圏での一進一退」の展開をみています。地政学リスクという大きなトゲが抜けた安心感は根強いものの、今週はあまりにも乱高下が激しかったため、週末を前に大口の機関投資家たちもここからさらに上値をガンガン買い進むのは難しいはずです。
今夜は、昨夜奪還した5万800ドル近辺の足場をがっちりと固めるような、底堅くも落ち着いた週末の夜になりそうです。
今日の日本株市場:1800円の大暴騰!中東情勢の収束期待で日経平均は6万6000円台回復
続いて、今日(6月12日)の東京市場の振り返りです。いやあ、本当に鳥肌が立つような、凄まじいロケット大爆発でしたね!
日経平均株価は朝方の取引開始直後から、昨夜のアメリカ株の急反発を好感した海外勢の猛烈な買い注文を巻き込んでグングン上値を追う展開に。終わってみれば前日比1,802円00銭高の66,020円00銭(+2.81%)と、昨日の引け際の粘り腰をさらに上回る、歴史的な大暴騰となりました!
このお祭り騒ぎを牽引したのは、やはり日本の誇る半導体・ハイテク関連の主力株たちです。
昨夜のアメリカ市場で半導体株が劇的に買い戻された流れをモロに引き継ぎ、東京エレクトロン(+7.85%)やキオクシア(+8.27%)といった銘柄に、朝一番から怒涛の勢いで資金が流し込まれました。
さらに、為替市場で1ドル=159円〜160円台近辺という強烈な円安基調がキープされていることも、自動車などの輸出企業への業績上振れ期待として改めて意識され、相場を強力に押し上げました。昨日、一時1,800円安まで売り込まれた反動が一気にひっくり返り、売っていたショート勢(空売り筋)の慌てて買い戻す動き(踏み上げ)も巻き込んだことで、午後になっても全く勢いが衰えない文句なしのグランドフィナーレとなりました。
来週月曜日の日本株市場の予想:アメリカの週末を消化し「新たな高み」へ
週末を挟み、次の取引は6月15日(月曜日)になります。来週月曜日の日本株は、「今夜のアメリカ株の着地、および週末の地政学ニュースを消化した上でのスタート」になります。
今夜のアメリカ株が先物通りに波乱なく無難に通過すれば、月曜日の東京市場もこの圧倒的な上昇トレンドを引き継ぎ、再び過去最高値(6万7,000円台〜)の奪還を意識した強気な動きを見せてくれるでしょう。
月曜日の予想レンジは65,500円~66,800円とみています。
週末に突発的なバッドニュースさえ飛び込んでこなければ、今回の大暴騰で「下値の硬さ」が完全に証明されたため、下がったところは絶好の押し目買いのチャンスとして、国内外の資金が喜んで拾ってくる好循環が続くとみて良さそうです。
投資のワンポイントアドバイス
今週は1日で1000円、1800円と乱高下するジェットコースターのような相場だったので、精神的にもハラハラした1週間だったと思います。本当にお疲れ様でした!
ですが、今回の大暴騰を見ても分かる通り、業績の裏付けがある相場は、突発的なニュースでどれだけドカンと下がっても、驚くほどのスピードで買い戻されます。こういう時こそ、一歩引いて「安くなった優良株を買う大チャンスだ」と冷静に構えられるかどうかが、投資の成果を大きく分けます。
週末は一旦チャートを閉じて、美味しいものでも食べながらゆっくり心身をリフレッシュさせて、来週からの新たなチャンスに備えていきましょう。今週も本当にお疲れ様でした!

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