日経平均は607円安、円高が輸出株を直撃。下げ幅縮小には底堅さも

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こんばんは。今日の日本株市場は、日経平均株価が前週末比607円12銭安の63,754円90銭で取引を終え、3営業日ぶりに反落しました。TOPIXも43.27ポイント安の3,960.03となり、1.08%下落しています。

指数終値騰落率
日経平均63,754.90円-0.94%
TOPIX3,960.03-1.08%
ダウ平均52,485.03ドル+0.53%
S&P5007,489.72+0.70%
ナスダック総合25,373.85+1.00%
目次

今日の日本株市場の様子

今日の最大の重しは、日米による協調的な円買い介入を受けた急速な円高です。ドル円相場は一時155円台前半まで円高が進み、自動車や機械、電機など輸出関連株に業績悪化を警戒した売りが広がりました。日経平均は一時1,658円安の62,703円47銭まで下落しています。

特に輸送用機器は大きく下落しました。円安を前提として業績予想を作っている企業にとって、短期間での円高は海外利益の円換算額を押し下げるためです。前週末に日経平均が約2,500円上昇していた反動もあり、朝方は利益確定売りが一気に膨らみました。

ただし、終値では安値から約1,000円戻しました。米国とイランの緊張緩和期待によって原油価格が急落したことや、米国株先物が上昇したことが安心材料となりました。キオクシアなど決算内容が評価された一部の銘柄には買いも入り、日本株全体が一方向に売られ続ける展開にはなりませんでした。

明日の日本株市場の予想

明日の日本株は、今夜の米国株が先物の上昇を維持できるかと、ドル円相場が落ち着くかが焦点です。

18時前後の米国株先物は、ダウ先物が約0.4~0.6%高、S&P500先物が約0.4~0.6%高、ナスダック100先物が約0.6~0.9%高となっています。中東情勢の緊張緩和期待で原油価格が5%前後下落し、米長期金利も低下していることが株式市場を支えています。

今夜のナスダックや半導体株が上昇すれば、明日の東京市場ではAI・半導体関連株への買いが期待できます。一方、円高がさらに進めば、自動車など輸出株の戻りは鈍くなりそうです。日経平均はまず64,000円台を回復できるか、下値では今日の安値付近で買いが入るかが重要になります。

前週末の米国株市場の様子

7月31日の米国市場は3指数そろって上昇しました。NYダウは276ドル97セント高、S&P500は0.70%高、ナスダック総合は1.00%高です。アマゾンが好決算を受けて15%を超えて上昇し、AWSの成長やAI需要への安心感がハイテク株全体に広がりました。

今日の米国株市場の予想

今日の米国市場は、先物を見る限り上昇して始まる可能性が高そうです。米国とイランの外交協議への期待による原油安は、インフレ懸念と追加利上げ観測を和らげる材料になります。

ただし、今週はAMDやサンディスク、パランティアなどAI関連企業の決算が控えています。先物が高くても、決算内容や長期金利次第では値動きが荒くなる可能性があります。今日の日本株は下落しましたが、安値から大きく戻しており、今夜の米国株が堅調なら、明日は反発を試す展開になりそうです。

   


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この記事を書いた人

投資歴は20年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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