こんばんは。10月7日(水)の日本株市場は、ここ数日の急騰から一転して利益確定売りが優勢となりました。日経平均株価は前日比648.27円安の70,035.71円で終了。下落率は0.92%です。TOPIXも29.45ポイント安の4,154.11、-0.70%となりました。
ただ、日経平均は一時70,017円まで下落しながらも、終値ではなんとか7万円の大台を維持しています。
| 指数 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 70,035.71円 | -0.92% |
| TOPIX | 4,154.11 | -0.70% |
| ダウ平均 | 51,521.28ドル | +0.49% |
| S&P500 | 7,818.93 | +0.58% |
| ナスダック総合 | 27,599.79 | +0.45% |
今日の日本株――半導体株を中心に利益確定売り
今日の日本株が下落した最大の理由は、ここ数日の上昇スピードがあまりにも速かったことです。日経平均は10月5日に1,637円高、6日にも737円高となり、わずか2営業日で2,300円以上も上昇していました。さらに9月16日から昨日まででは約7,200円も上昇しています。これだけ短期間に上がれば、利益確定売りが出るのも不思議ではありません。
特に売られたのが半導体関連です。東京エレクトロンは日経平均を約154円押し下げ、ディスコやキオクシアHDなどにも売りが広がりました。日経平均構成銘柄では値上がり90銘柄に対して値下がり134銘柄となっています。
ただし、朝方には日経平均が70,793.29円まで上昇する場面もありました。つまり米国株高を受けた買い意欲そのものは残っているものの、7万円を超えたことで「いったん利益を確定しておこう」という投資家も増えているのでしょう。
明日の日本株――7万円を維持できるか
明日の最大のポイントは、やはり日経平均7万円を維持できるかです。今日の安値は70,017円、終値は70,035円。ほとんど7万円ギリギリのところで終了しました。ここを明確に割り込むと、短期的には調整が少し大きくなる可能性があります。
一方、今日の下落は材料悪化による急落というより、急騰後の利益確定という側面が強そうです。そのため今夜の米国市場でAI・半導体株が再び上昇すれば、日本市場でも押し目買いが入りやすくなるでしょう。
昨日の米国株――S&P500とナスダックが最高値
10月6日の米国市場は、NYダウが253.38ドル高の51,521.28ドル、S&P500が44.98ポイント高の7,818.93、ナスダック総合が122.48ポイント高の27,599.79となりました。上昇率はそれぞれ+0.49%、+0.58%、+0.45%です。
この日は原油価格と米国債利回りの上昇が一服したことで投資家心理が改善しました。特にAI関連の大型株が強く、S&P500とナスダックは最高値を更新。半導体株も買われました。最近の米国市場では「AI需要の強さ」と「高金利」が綱引きをしている状態ですが、昨日についてはAI期待の方が勝った格好です。
今日の米国株――FOMC議事要旨と長期金利に注目
今夜の米国市場では、9月FOMC議事要旨が大きな注目材料になります。現在、市場ではFRBが近いうちに再び利上げするとの見方がかなり後退しています。ロイターによると、本日夕方時点で次回利上げを織り込む確率は約19%まで低下しています。
一方で、米10年債利回りは本日再び5.30%台へ上昇しています。FOMC議事要旨から「追加利上げを急ぐ必要はない」という姿勢が確認されれば、長期金利が落ち着き、ナスダックやAI関連株には追い風になりそうです。
逆にインフレへの警戒が予想以上に強ければ、金利上昇からハイテク株に利益確定売りが出る可能性があります。
今日の日経平均は648円安でしたが、直前2営業日で2,300円以上上昇していることを考えれば、現時点では上昇トレンドが崩れたというより、急騰後のスピード調整と見るのが自然でしょう。
明日はまず7万円を守れるか。そして今夜は、FOMC議事要旨、米10年債利回り、ナスダック、SOX指数の動きを確認しておきたいところです。

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