株式投資を始めよう

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資産運用に興味を持ち始めた時に、誰もが「株式投資」に興味を持つと思います。

「資産運用」=「株式投資」

なんてイメージを持っている人も多いと思います。

投資って、した方がいいのかな?

投資をする事は資産形成において重要ですよ

では、なぜ投資をする事が大切なのか?

株式投資をする必要があるのだろうか?

今回は、こういったお話をお伝えしていこうと思います。

目次

現金は目減りする事がある

皆さんは働いて余ったお金は貯金をしていると思います。

しっかりとした人であれば計画的に貯金をして、将来に必要となる時の為や突発的な出来事(災害や病気、退職等)が起こった際のセーフティーネットとしてお金を蓄えている人もいると思います。

貯金をしていれば、いざという時に貴方の生活を守る事ができると思います。

でも、その貯金が実は勝手に減っていく可能性がある事を知っていますか?

貯金が知らないうちに減っていくの?

そうなんですよ、貯金は勝手に減る事があるんです

貯金が知らないうちに勝手に減っていくってどういう事なのだろうか?

では、貯金が減る可能性についてお伝えしていきたいと思います。

貯金が減るということ

毎月コツコツと貯金をしている人もいると思います。貯金をする事は非常に大切な事です。なので、貯金をしっかりとしている人は資産形成をちゃんと出来ている素晴らしい人なのです。

ただ、貯金だけではなく、それ以外の資産運用も手掛けた方がいいのは、貯金はその価値が減ってしまう可能性があるからです。

貯金の価値が減る?

どういう事なのか見ていきましょう!

近年は、低金利なので銀行にお金を預けても全然増えません。金利が0.1%ぐらいしかないです。でも、貯金は減る事はないです。低金利だとはいえ、銀行にお金を預けておけば、0.1%でも利息が付くので、ほんの少しずつ増えていきます。

例えば、100円を銀行に預けていて、金利が0.1%だったとしたら、10年経てば101円になっています。すくないですが、それでも1円増えているので、損はしていないし、お金は増えています。

でも、お金の価値が下がっていると、実質的には損をしている場合があります。

例えば、お金の価値が減っている事の例をあげると、以前は自動販売機で売っているジュースは100円でした。それが110円に値上げとなり、その後には120円と値上げしています。

10年前に銀行に預けた100円は101円となって戻ってくるのでお金は増えています。でも、昔は100円で買えたジュースが今では買えないです。

という事は、銀行に預けたお金は増えているけれども、お金の価値は減っているという事なのです。

金利が低い低金利の時代では銀行にお金を預けていてもほとんど増えません。しかし、インフレになると物の値段は上がっていきます。昔は、買えたものが同じ値段では買えないのです。

そうなると、銀行に預けていた100円の価値は、10年後には減っている事になるのです。

つまりは、お金が減っているのと同じ事になります。

お金にも働いてもらう

インフレなどで物の価格が上昇すると、お金の価値は減ってしまいます。現在のように銀行預金の金利が低い時は、銀行に預けていてもお金は増えずに逆に昔は買えたものが買えなくなってしまいます。

じゃぁ、どうしたらいいのかな?

お金に働いてもらえばいいんだよ

それを解決するためにはお金に働いてもらえばいいんです。

お金に働いてもらうためにはどうしたらいいのか?

お金を銀行に預けていても、全く増えません。なので、お金に違う場所にいってもらって自分で稼いでくれるように頑張ってもらうのです。

その一つの方法として、株式投資があるのです。

インフレになると物の値段が上がります。物の値段が上がるという事は、それを売っている企業の売上も上がるという事です。売上があがれば企業の利益も増えます。利益が増えれば株価も上がるのです。

株式投資はインフレに有効な投資先となるのです。

複利の効果を活かせる

株式投資が資産運用において重要だと言われているのは、複利の効果をいかすことが出来るからです。

複利の効果をご存知でしょうか?

例えば、20歳の時に就職して貰ったお給料とボーナスの中から100万円を株式投資したとします。そして、毎年15%のリターンがあった場合、定年になる60歳まで40年間をこの条件で運用すると、40年後にはいくらになっていると思いますか?

100万円×15%=15万円 なので、1年後には115万円になっています。

これが40年間続くと、15万円×40年間=600万円だから、最初の100万円+600万円で合計700万円。

と、思ってしまうかもしれませんね。

実は、もっと増えているんです。

100万円を年間15%のリターンで40年間運用すると、いくらになるかというと。

・・・2億6700万円です・・・

ん?2億・・・間違っていない(笑)

そう思うよね。これで合っているんですよ。

これが複利の効果というものなのです。

毎年15%のリターンがあるという事は、増えたお金にもリターンが加算されるという事になります。

1年目は100万円が15%増えるので、15万円増える事になります。

2年目は115万円が15%増えるので、17万円増える事になります。

こうやって増えたお金にリターンが加算されていく事で、増えるお金も少しずつ増加していきます。これを複利の効果といいます。そして、増えれば増えるほど複利の効果は高まって威力が増していくのです

分かりやすく表で説明すると・・・

年数金額15%増えると増加した金額
1年目100万円115万円15万円
2年目115万円132万円17万円
3年目132万円152万円20万円
4年目152万円174万円22万円
5年目174万円201万円27万円
6年目201万円231万円30万円
7年目231万円266万円35万円
8年目266万円305万円39万円
9年目305万円351万円46万円
10年目351万円404万円53万円
15年目707万円813万円106万円
20年目1423万円1636万円213万円
25年目2862万円3291万円429万円
30年目5757万円6621万円864万円
35年目1億1580万円1億3317万円1737万円
40年目2億3292万円2億6786万円3492万円

頑張って100万円を運用して、毎年15%のリターンを続けると、最初は15万円だけしか増えなかったのが、増えたお金にも同じように15%ずつ毎年増えていくと、段々と増える金額が増えていき、そしてまた増えたお金にリターンが加算されていく事で、更に増えていき、徐々に増える金額が増加していく事で金額が大きくなっていき、後半になると加速度的に増加スピードが増していきます。

もともと100万円だった投資資金は、最初は15万円しか増えていませんが、5年後には27万円も増える事になっています。最初の年の2倍近くになっていますよね。

その後も、年数が経てば経つほど金額は増えていき、15年後には増えた金額だけで106万円になっており、最初の投資金額と同じ金額が増える状態になっています。

こんな風にお金がお金を呼び、増えるにしたがって増加金額も大きくなり、より一層増える速度が上がっていきます。

最初は小さな一歩でも、続けていく事で大きく成長させることが可能となるのです。

これを複利の効果と言います。

長期投資であれば一番リターンが高い

資産運用には、株式以外にも債券や金、預貯金などの様々な方法があります。その中でも、株式投資は長期運用するのであればリターンが一番高く資産形成に非常に有利な投資先となっています。

「株式投資」と「債券投資(長期と短期)」と「金投資」と「米ドル(通貨)」に投資した場合の長期的なリターンを経済学者であるジェレミー・シーゲル教授の著書である「株式投資の未来」で示してくれています。

それによると、長期的なリターン(実質トータルリターン)を比較すると株式投資が圧倒的に有利となります。

(画像:著者ジェレミー・シーゲル・「株式投資の未来」より引用)

このように、長期的に運用するのであれば浮き沈みはあるものの株式投資が一番高いリターンをあげている事が過去のリターンを検証すると分かります。

株式投資は、平均すると年間4%~6%ぐらいのリターンを上げる事ができ、長期的に運用すれば複利の効果で投資資産は大きく増えていく事になります。

資産運用するのであれば、株式投資は外せない重要なポジションとなります。

こちらの本には株式投資について詳しく載っていますので、宜しければご購入して参考にしてみてくださいね。

収入先を複数持つという事

資産を増やしていくには収入を増やすなどの手に入れるお金を増やしていく必要があります。

その際に有効なのがダブルインカムという方法です。

ダブルインカムとは、1つの世帯で複数の収入源がある事です。

分かりやすい例をあげるとすれば、結婚した時に自分だけでなく奥さん(配偶者)にも働いてもらえたら、収入は2つある事になりますよね。

こういった収入源が自分以外にもある事をダブルインカムといいます。

共働きが資産形成において有利なのは、収入が2つになるからですよね。共働きで正社員同士であれば単純に収入が2倍になるので、資産形成において非常に有利になります。

しかし、皆がみな共働きを出来るという訳ではないですよね。

世帯主1人しか働けない状況もあるだろうし、独身の場合は自分1人だけの収入になりますよね。

そこで、自分以外の人に働いてもらう事ができない場合でも、ダブルインカムを手に入れる方法が資産運用をするという事です。

お金にも働いてもらう事で自分以外の収入を作り上げる事ができます。

複利の効果でも説明したように、長い期間運用する事で少しずつ資産が増えていき、大きなリターンを手に入れる事ができます。

最初の年は少しだけのリターンだったとしても、10年・20年と経てば、自分の収入ぐらいのリターンをもたらしてくれることもあります。

株式投資をしておけば、少しずつでもお金が増えていく事で自分以外の収入を持つことが出来ます。

お金をただ銀行に預けているだけでは、お金が寝ているだけです。

お金に働いてもらうには、株式投資などで運用していく事で、自分以外にもお金が働いてくれるようになります。

こうやって自分以外の収入源をお金に作ってもらう事で、資産形成を有利に進めていく事ができます。

資産形成において、ダブルインカムを作っていく事は非常に重要な事です。

まとめ

このように、株式投資をする事で長期的には資産が増えていく事になる可能性が高いです。

株式投資をする事が大切なのは、お金を銀行においているだけではインフレなどで通貨の価値がさがれば実質的にはお金が減っている事になりかねないからです。

そして、それに対応するために株式投資などで資産を運用する事が大切になります。

株式投資は、短期的には景気に左右されるので浮き沈みがありますが、長期的に見た場合には経済成長と共に右肩上がりに成長していくので、資産運用に組み込んでいく事で資産形成に非常に役立つ事になります。

株式投資をしながら、コツコツと資産を増やしていきましょう。

  

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この記事を書いた人

投資歴は18年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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