金融商品が買える場所は意外と複雑だよ

金融商品が買える場所
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皆さんにとって一番身近な金融機関というと銀行だと思います。

金融商品というと多くの方は、定期預金などの銀行の商品を思い浮かべると思います。

では、銀行で口座を開設すれば、どんな金融商品でも購入することが出来るのかというと、そういう訳ではなく銀行は銀行が取り扱っている金融商品しか販売することが出来ないので、購入できない金融商品があります。

定期預金以外はほとんど知らないわ

色々な金融商品に投資をする事が出来ますよ

では、それぞれの金融商品がどこの金融機関で扱っているのかをみていきましょう。

目次

債券(国債、社債)の購入場所

債券の中にも、国債(国にお金を貸す)や社債(企業にお金を貸す)があります。それぞれ販売場所が違っています。

まずは、国にお金を貸して、利息を受け取る事の出来る国債は何処で買えるのか

(購入場所)

  • 銀行
  • 郵便局
  • 証券会社

日本が発行している国債は、手軽に購入できるように銀行や郵便局、証券会社などで取り扱っています。

ただ、銀行で購入できるのは日本の国債だけです。例えば海外の国債(アメリカなど)を買いたいと思うと、どうすればいいのだろうか?

(購入場所)

  • 証券会社

これは、証券会社でないと買えないのですよね。日本の国債は銀行や証券会社。アメリカの国債(海外の国債)は証券会社だけとなっていますよ。

では、企業にお金を貸して、利息を受け取る事の出来る社債は何処で買えるのか?

(購入場所)

  • 証券会社

社債は、国債と違って銀行では買えません。証券会社でないと買えないのです。そして、証券会社によっても取り扱っている社債は違っています。

Z企業の債券は、A証券会社とC証券会社では取り扱っているが、B証券会社では取り扱っていない事があります。証券会社によっては取扱いする社債が違っているのですが、基本的に大手企業が発行する社債であれば、どの証券会社でも取り扱いはあると思います。

投資信託の購入場所

投資信託はよく聞くことがある金融商品だと思います。では、金融商品の中でもメジャーな投資信託は何処で購入すればいいのだろうか。

(購入場所)

  • 銀行
  • 郵便局
  • 証券会社

投資信託は、銀行や郵便局、証券会社で取り扱っているので、比較的手軽に購入しやすい環境にあると思います。ただ、各金融機関によって取り扱っている投資信託は違っており、銀行や郵便局は証券会社よりも取扱い投資信託の数が少ないです。

手軽に投資信託を購入した場合は、銀行や郵便局で良いと思います。

しっかりと資産運用をした場合は、証券会社がいいと思います。

株式投資

資産運用の本命である株式投資。企業の株を購入するのは何処で買えばいいのだろうか。

これは多くの皆さんがイメージ出来ていると思います。

(購入場所)

  • 証券会社

株を買うのは証券会社というのは、ほとんどの方がご存知だと思います。証券会社に口座を開いて株式投資を始めてみましょう。

上場投資信託(ETF)

上場している投資信託をETFといいます。ETFは株式のように証券取引所で取引される投資信託で、株式と同じように取引できる事が魅力である金融商品です。

(購入場所)

  • 証券会社

株式と同じように取引されているので、購入できる場所も株式と同じように証券会社となっています。

金投資

現物資産の金。その金に投資する事でペーパー資産と呼ばれている国債や株式などとは違ってリスクヘッジをする事が出来ます。黄金の輝きが魅力的な金に投資するにはどうしたらいいのだろうか

(購入場所)

  • 鉱山企業
  • 金地金商
  • 証券会社
  • 銀行

意外かもしれませんが、証券会社や銀行でも金が買えるんですよね。ただ、どこの証券会社や銀行でも取り扱っている訳ではなく、取り扱いがない証券会社や銀行もあります。現物の金を取り扱っていなくても、純金積み立てという形の金融商品を取り扱っている所もあります。

証券会社の場合は、金に投資している上場投資信託(ETF)であれば、何処でも取り扱っているので、ETFで代用する事も可能です。

現物の金を確実に購入する場合は、鉱山企業や金地金商などを利用することになります。

(鉱山企業)

  • 三菱マテリアル
  • 住友金属鉱山

(金地金商)

  • 田中貴金属工業
  • 徳力本店

鉱山企業や金地金商では、これらが有名な大手となります。

不動産投資信託(リート)

現物資産である不動産を一般の個人でも手軽に投資できるようにパッケージ商品(投資信託)として金融商品にしてある不動産投資信託(リート)は何処で買えるのだろうか。

(購入場所)

  • 証券会社

不動産を投資信託に組み込んで販売しているので投資信託を取り扱っている証券会社で購入することが出来ます。

銀行や保険会社などでも購入する事が出来るのですが、銀行や保険会社はあくまでも代理購入(証券仲介業務)なので、証券会社の口座がないと購入できないので最初から直接証券会社の口座を開設して証券会社で購入している方が分かりやすいです。

FX(外貨為替証拠金取引)

FX(外貨証拠金取引)は、少額から取引が出来てレバレッジを掛ける事で大きな利益を見込むことが出来る取引です。

(購入場所)

  • FX専属企業
  • 証券会社

FXは、FXだけを取り扱っている専属企業と証券会社からFX用の口座を開設して利用できる証券会社の2通りの方法があります。

(FX専業企業)

  • セントラル短資FX
  • ヒロセ通商
  • 外為オンライン

(証券会社)

  • 楽天証券FX
  • SBI FXトレード

FX専属企業は、取り扱い通貨や情報量が多いので本格的にFXに取り組もうとしている人に向いています。証券会社は、他の取引のついでのFXもやってみようと思う人には手軽に始める事が出来ると思います。

暗号資産(仮想通貨)

新しい金融資産として急浮上してきた暗号資産(仮想通貨)。大きな上昇が期待できる反面、まだまだ法整備が整っておらず、税金面でも他の金融資産と比べると不利です。暗号資産は、雑所得に該当する事となり、最大で利益の半分を税金として納める必要があります。

今後、法整備が進むと税金面や金融商品としての体制が更に整ってくるかもしれませんが、現状ではハイリスク・ハイリターンな金融商品だと言えます。

注目の新しい金融商品である暗号資産は何処で買えるのだろうか

(購入場所)

  • 暗号通貨専業企業

銀行や証券会社などでは購入することが出来ず、暗号資産を購入したいと思うのであれば暗号資産を専属で取り扱っている企業に口座を開設する必要があります。

(代表的な暗号通貨資産を購入できる企業)

  • コインチェック
  • ビットフライヤー
  • GMOコイン

大きな上昇が魅力である暗号資産。少しの資金で大きく利益を出せる可能性がある事から最近は人気のある金融商品となります。

   

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この記事を書いた人

投資歴は18年。投資資産は約1億円。FIRE済(セミリタイア)。AFP資格保有。投資を始めたい人や投資初心者の方々へ投資についての解説を行っています。

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